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小林徹夫|小林牛舌本舗

新型インフルエンザ狂想曲

2009/05/27
このところ3週間ほど世間を騒がせている新型インフルエンザというものは、今後やってくるかもしれない本当の恐怖の予行演習なのだろうか?

たまたま仕事が休みであった10日程前の5月18日。午前中、なにげなくマスクを用意しておいたほうがいいのかな、と思い近所のドラッグストアをのぞいてみた。

すると。

もう店中かき集めてきたマスクで残っているのは今出ている
だけだと、店員が喉を枯らしながら叫んでいる。

普段は一箱700円、60枚程度入っている特売品のマスクしか買わない我が家ではあったのだが、これが最後だと言われて、思わず5枚で400円もするマスクを7〜8箱購入してしまった。
その店では、その他3〜4人のご婦人がそれぞれ10箱程度づつ購入してもうおしまい。

やや不安になった我々は、他のドラッグストアものぞいてみた。驚くことに4〜5件の店を回ったものの、どこも全て売り切れ。ウイルスにどこまで効果が期待できるのか定かではない
花粉症用のマスクも、昔ながらの綿にガーゼを当てるマスク
さえも、一枚も残っていないというすさまじい状況であった。

ならば、と帰宅後インターネットで様々なサイトをのぞいてみたものの、考えることはみんな同じ。どこのサイトもマスクは全て売り切れになっていた。

かつて石油ショックの時にトイレットペーパーが店から姿を消したということを、小学校の社会科の授業で習った。
まさにこれではないのか?
人々の家庭の物置に備蓄されたマスク。
そのほとんどが使われることなくそのままになるのであろうが、一瞬にして大勢の人が同じ消費行動を取ると店からその
商品がなくなるという事実。トイレットペーパーであれば
今では洗浄便座のお世話になることで使わずに済むかもしれないが、ウイルスを体内に取り込まないためのマスクとなると、
相手が目に見えないだけに、恐怖が募る。
手持ちがなくなった途端、死に直面するのではないか?という
不安すら覚えるのではないだろうか。
かく言う自分自身も、慌てながら10件近くのドラッグストアを
徘徊してしまった。


しかし、ちょっと待てよ。


本当にマスクがないとダメなのかな?


近い将来、やってくるかもしれないパンデミックの時、
どれだけ不確かな情報に振り回されることなく、冷静な状況判断を下すことができるのか。
我々は今回試されたのかもしれない。
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