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奥田智子|奥田智子のボタニカルライフ

九州場所

2007/11/27

中には10円が入っていました。
みなさんがおっしゃるので、
白状します。

「9日目と14日目、私は九州場所を見に行きました!」

赤い洋服を着て、白房下に座っておりました。
14日目、今場所2回目の満員御礼の札が下がり、
大入り袋をいただきました。

魁皇が勝ち越しを決めた相撲では、
思わず伸びをして大拍手したので、
目立ってしまったようです。

うふっ!

久しぶりの全国ネットでした!

稲尾和久さん・と

2007/11/13
昭和33年10月21日、
私の両親は結婚式を挙げました。

大分県宇佐市、
自宅の座敷で執り行われた質素な披露宴には
親類縁者、近所の方が駆けつけました。

異常に高揚した雰囲気…。
そう、その日は
特別の事情がありました。

巨人対西鉄、日本シリーズ第7戦、
3連敗した西鉄は
稲尾のふんばりで3連勝、今日勝てば
逆転優勝、という大事な試合を控えていました。

マウンドに登場したのは、な、なんと4連投となる
郷土大分のスーパーヒーロー、稲尾!

運が悪いことに、
宴会は、同時進行で始まったのです。

はじめこそ厳かな宴会でしたが、
母方の叔父さんがラジオを持参、
大音響で流し始めたものだから
もう、みなラジオにかじりつき。
奇跡の逆転日本一を決めた瞬間は
やんややんやの大声援に沸きました。

たった1度の、人生の門出を祝う宴会で
主人公になり損ねた両親は、
なれない正座と合わないカツラで高砂に鎮座し、
さぞや複雑な心境であっただろうと
推測します。

その日に
わたしのかけらがこの世に誕生したかどうかは
定かではありません。
≪しかし、計算は合います(笑)≫

そんな、かけがえのない思い出を残し、
11月13日早朝、
稲尾和久さんが死去されました。

大分が生んだ不世出のヒーロー。
70年の、あまりに偉大な
人生でした。









本物の「てれすこ」

2007/11/08
先日「やじきた道中・てれすこ」の
試写会があり、
監督の平山秀幸さん、
主演の中村勘三郎さんが
舞台挨拶に来てくださった。

私は中村勘三郎さんと、
坂東玉三郎さん、
野田秀樹さんを
崇拝している。

試写会の司会を仰せつかったとき、
小躍りして喜んだ。

打ち合わせの時間まで
そわそわ、ドキドキ…。

「本日の司会を務めます奥田と申します。」

「あ。どこかでお会いした…。」

ぎゃっ!覚えてくださっていた。
そうです。博多座の取材で
四谷怪談のお岩さんの墓参りまで
同行させていただいた
私です!

「あ、あの、『寝坊な豆腐屋』拝見しました。
 感激しました!」

あとは、言葉を飲み込んでしまった。
本当は言いたいことが山ほどあったのに!
・・・
「これまで歌舞伎座はもちろん、
移動芝居小屋「中村座」の公演、
シアターコクーンのコクーン歌舞伎、
そして、新橋演舞場、博多座と
ずーっとずーっと観続けています。

役者としての圧倒的な存在にはとどまらず、
大プロデューサーとして尊敬申し上げています。

それにしても、先月の新橋演舞場、
「中村勘三郎奮闘、10月大歌舞伎」は
昼夜、すべての演目に主役でご出演、
歌舞伎ファンをうならせたのみならず、
森光子さんとの初競演、
「寝坊な豆腐屋」は素敵にノスタルジックな
作品で現代劇にも挑戦と、勘三郎さんの
魅力を十二分に発揮された舞台でしたね。
オリンピックを控えた昭和37年東京下町、
40を過ぎて一人でがんばる豆腐屋の精一に
30年ぶりに姿を見せた母親、
「自分を捨てたんじゃねえか、このばばあ」
なんていうせりふも、
勘三郎さんならではの
人情味あふれる切ない言葉として
見るものの涙をそそらずにはいられませんでした。」
・・・
みーんな飲み込んで
前出の一言。

ああ、でもいいんだ!

これからも
リアルタイムで
勘三郎さんの舞台を観ることができるのですから。

で、映画は「てれすこ」でした。


昇天!

2007/11/06

11月のこの時期に成虫になるとは、ずいぶんおっとりした虫じゃった。
ああ、ごめんなさい。

あなたの人生を奪ってしまいました。
   ・・・

ときどき動いていたというさなぎ。
実はもう、羽化していたようなのです。

ある人から、
「あのさなぎ、どうなりました?」
と聞かれ、不安になって覗いてみました。

悲しいことに、
その姿はかろうじてとどめていたものの
何度も旅立とうと羽ばたいたせいなのか、
羽はぼろぼろ…。
大空を見ることなく、
ひからびて死んでおりました。

あなたの名は、「エビガラスズメ」
スズメガの一種で、
その栄養価の高さから、
将来の食用たんぱく質として、
注目されています。

今度生まれ変わったら、
思う存分はばたいてください。

「この大空に翼を広げ
 飛んでゆきたいよ
 悲しみのない
 自由な空へ、
 翼 はためかせ 行きたい」
    By 赤い鳥

おもだかや!

2007/11/05
博多座演劇講座の講師として
いらっしゃった
市川猿弥さんと段治郎さん。

お二人とも梨園出身ではない。

猿弥さんは、製本やサンの息子さん。
児童劇団から猿之助さんの部屋子に。

段治郎さんはサラリーマンの息子さん。
国立劇場歌舞伎俳優研修所から
猿之助一門に。

梨園出身者でないだけに、
話はおもしろい。

本番に耳元で猿之助さんから
げっぷをかけられた猿弥さん、
おならで仇討ちをはたしたという
うそのような話。

JACでアクションスターを目指したこともあるという
段治郎さんは、
宙返り(とんぼ切り)で、10人とびを成功した
最長不倒記録保持者であるというギネス的な話。

大笑いしているうちに
インタビューを忘れてしまいそうになった。

この模様は、「博多座夢舞台」(毎週日曜朝7時から)で
お楽しみください。

スタンディング オべーション

2007/11/01
博多座の2ヶ月ロングラン、
今年で20周年を迎える
「レ・ミゼラブル」。

数々観てきたミュージカルの中でも
傑作と位置づけてよい作品だ。

もう、何度観ただろうか?
というのも、
2004年から、東宝が
心憎いキャスティングシステムを
構築したからだ。

プリンシパルと呼ばれる
主要な役だけでも、
1つの役に4人のキャスト、
これが9つの役に適用されるわけで
9×4=36通り。

そのうえ、上演するたびに
新しい俳優が加入するわけだから
何度観ても、見尽くせない。

300回観ているなんていう
“ミゼラー”が誕生する。

そして今年、20周年
スペシャルゲストがまとめて
登場する日が設けられた。

博多座は10月21日(土)と22日(日)。

とんでもないプレミアムチケット。
全国からこの日を狙って、
熱烈なファンがチケット争奪戦を繰り広げたはずだ。

その21日のチケットが手に入った!

詳しく聞かないで!!開場以来すべてを見ている
私に神様が微笑んだとしか思えない幸運だ!

陰のある粘着質なジャベールを演じた鹿賀丈史、
小さな体に純愛の火をともすエポニーヌ役の島田歌穂、
知的な片鱗を感じさせるテナルディエの斉藤晴彦、
若さゆえの純愛を甘く演じるマリウスの石川禅、
意外にも、
強さを前面に出したファンテーヌの岩崎宏美、
そして、
燃える闘志を映える長身に託した
アンジョルラスの岡幸二郎!

そこに、
ジャン・バルジャン役の
今井清隆ががっちり、はまって
すべてのパズルが完成する。

涙があふれる。立ち上がる。

スタンディング オべーションは
こういう日のために用意されるべきなのだ!




奥田智子
Satoko Okuda

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