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アナウンサールーム > 奥田智子 > 日記

奥田智子|奥田智子のボタニカルライフ

アイガモ博士

2008/01/30
92年のことだった。
私がニュースピアのキャスターを
やっていた頃、
古野隆雄さんに出会った。

田植えを終えた田んぼに
合鴨のヒナを放し、
無農薬で稲を育てる
「合鴨水稲同時作」の
提唱者だ。

古野さんは桂川町の自宅の田んぼで
試行錯誤を繰り返していた。
長靴に麦藁帽子、
さっそうと自転車にまたがり、
そのあとを鴨のひなが
ぴーぴーついてくる。
奥様の久美子さんは長男の隆太郎君を頭に
4人の子供と格闘しながら
明るく大事業に取り組んだ。

番組では稲とひなの成長、
そして
古野親子の奮闘ぶりを
シリーズで追いかけた。

その縁で、
私は2羽の合鴨の親になった。
鳥は生まれて初めて見る動くものを
親と認識する。“すりこみ”だ。
誕生の瞬間に居合わせた動くものが
私だった。

マンションに新聞紙を敷き詰め、
放し飼いにした。
見分けはつかないけど
“アイ”と“ガモ”となづけた。

“アイ”と“ガモ”はどこにでもついてきた。
寝床は私の髪の毛の中だった。
泳ぎも教えた。
水風呂にうかべたらはじめからスイスイ泳いだ。
おかげで私は風邪を引いた。
でもしもの世話だけは手を焼いた。
食べては出す。食べながら出す。
家の中が鶏舎のにおいで充満した。
しまいにお隣から苦情が出た。
「あなたのうちからぎゃーぎゃー声がする。」

わたしは泣く泣く大濠公園で2羽に別れを告げた。

そんな忘れられない思い出をつくってくれた古野さんが
九州大学で論文を発表、博士号をお取りになった。
祝賀会には200人の関係者が集まった。
合鴨水稲同時作が、国内だけでなく、
全世界でひろがる“宝の農法”であることを
実感しあった一夜だった。

“アイガモ大使”が“アイガモ博士”に。

いまでも時々“アイ”と“ガモ”の糞が
我が家で見つかることがある。

でも、

農業の未来が開けるのならそれもいい。

八島

2008/01/29
“能”をみてきました。
昨年、朗読のイベントでお世話になった
鷹尾維教さんが
解説してくださったので
やっと、理解できた?のかどうか?

景清が兜の「しころ」をつかんだ話。

義経が落とした弓をわざわざ取り戻したのは
小兵だと平家にいわれるのを恐れたからだ。

戦いに勝っても、
なを勝者は修羅の敵から
のがれられない。

このあたりがやっとで・・・。

あと、わたしは、
“眠りの亡者”が
“修羅の敵”であることが
あらためてわかりました。

スズメガ、ドラゴンフルーツになる

2008/01/25

能古島の芋畑で採取した巨大さなぎ。

スズメガのなきがら

ドラゴンフルーツの苗

スズメガの羽がちょっぴり・・・

連日の寒さでしょぼん・・・
以前、通勤ラジオで芋作りに励んだ際、
能古島で採取した巨大なサナギの話を
したのを覚えていらっしゃるだろうか?

結局、サナギは
順調に成虫になって、正体を現したのだが、
不覚にも私の発見が遅れ、
小さな虫かごの中で
その一生を終えてしまったのだった。

あまりにも大きな“なきがら”を前に
罪悪感にかられた私が
「そうだ、お墓をつくってあげよう」
と思ったとしても
納得していただけるだろう。


そう、つくっちゃった。お墓。


ただ土に埋めるのはしのびないので、
くだものの苗木の根元に埋めることにした。
それも、
果たせなかった夢をつなぐため、
大きく天まで延びてもらいたいとの
願いを込め、
ドラゴンフルーツの苗木に。

まだ、人差し指くらいの太さしかない苗に、
スズメガの羽が覗く植木鉢。



南向きの窓に置いて、2ヶ月。

時期が悪いよな。
やっぱり寒いのか、ドラゴンフルーツの苗は
しょぼんと下を向いてしまった。

あわてて窓のふちにヒーターを買った。

少し持ち直した。
その角度で体調が容易に見て取れる。

がんばれ、ドラゴンフルーツの苗。

スズメガ君の養分をえて、
でっかい実をつけてくれ!




                                                                           

高校3年生

2008/01/21
さわやかな切れ長の目、
チャーミングな八重歯、
ハンカチ王子もはだしで逃げ出す
さわやかさ。

永遠の高校3年生、舟木一夫さん。

当時従姉の部屋には
詰襟姿の舟木一夫の特大ポスターが
張ってあった。


黒の革ジャンにデニム姿。
張りのある声は、少し渋みが増して
とても63歳とは思えない。
この声が、お客を総立ちにさせるのだ。

3月博多座で1ヶ月公演。
おなじみ平次親分で登場する。

走馬灯

2008/01/17
以前から、夜、
布団の中で新聞を読んで
そのまま顔にかけて
眠ることがあった。

夏は、日差しよけになるし、
冬は、暖かい。

先日、通販で
ひざ掛けを買った。
なんでもNASAで開発したらしく
アルミ箔を何層にもして、
体温を逃がさない、
−10℃の場所でもぽっかぽか、だそうだ。
とびついた。

2枚セットなので、
1枚は敷布の下に、
1枚は掛け布団の上にかけて
肩口からの寒気を防ごうという作戦だ。

ちょっとした焼き芋状態・・・。

やってみて気がついた。
「これを顔にかけたらあったかい。」
以前経験した新聞紙の要領だ。

やってみた。あったかい!

いつしか深い眠りについた。

そこからは記憶が確かではないのだが
ただ、夢を見たようだ。
それも、ものすごい勢いで
生まれたときから今までの
印象的なシーンが、早回しで、
走馬灯のようにぐるぐる回った。



ぐ・ぐるじい!!!!


目が覚めたときには
顔にかかったアルミシートを
はねのけて、
肩で激しく息をしていた。

・・・

ひざ掛けを顔にかけて眠るときには
十分お気をつけください。





初風邪

2008/01/10
みなさま、
明けましておめでとうございます。

新年の抱負!を語る前に
風邪を引いてしまいました。

というのも、
恒例になってしまった新年家族旅行。
今年は奮発して
部屋に露天風呂がついた温泉宿に泊まりまして、
あまりにはしゃいで入りすぎて“湯あたり”
おまけに、
朝風呂に飛び込んだのはいいのですが、
山の冷気で冷やされ
暖かいのは表面だけ、
下はほとんど水、でした。

そのあと熱湯を入れすぎていて、
湯の温度を確かめずに入った母は、
「あわてて出たけど、まるで罰ゲームだった」
とその時の様子を
大げさに語っておりました。


部屋つき露天風呂の温度管理に
くれぐれもお気をつけください。

奥田智子
Satoko Okuda

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