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奥田智子|奥田智子のボタニカルライフ

耐寒力

2011/01/31
お寒うございます。

ほ・ん・と!

なんとかならんでしょうか?


先日、友泉中学に
社会人講和の講師として行ったのですが、

教室に暖房が入っていなかったのに驚きました。

みんな、鼻の頭やら手の先が真っ赤!
背を丸め、鼻をすすっています。
若いってすごい!

わたしは、というと、
“しおしおのぱぁ〜”でした。

福岡市内の市立中学はみんなそうなのでしょうか?

ちょっと気の毒…

生徒さんは明るくてかわいかったんですけどね。
   ・
   ・
   ・
この冬の寒さにすっかりげんなりしていると、
ハンマーで頭をガツンとやられたような話を聞きました。

土曜日、八女市立花町で
イベントがあり
喜んでうかがったときのこと。

中国の、ロシアとの国境に近い
内モンゴル自治区から来ている
留学生の女の子と話をする機会がありました。

「冬の平均気温は、−35℃、
 今年は特に寒くて、−53℃になった。」



       ……絶句。

どうゆうこと?

マイナスにそんな気温があるの?

さらに、

「気をつけなければいけないのは、
 
 耳たぶ”。

 知らないうちに折れることがあるので。」

ひょあ〜〜〜〜〜〜〜〜


わたしは、生きているうちに
冬の内モンゴルに行くことは絶対ないと思いますが、


そっと、“耳たぶ”、押さえ、
《あってよかった》と思ったのでした。


 

振袖

2011/01/27

約15分で着付けていただきました。驚き!

変わり結びにしていただきました。

「扇秀」の中畑さん、中継が終わって“ほっ”!
今日、「サワダデス。」の中継で
振袖を着せていただきました。

着物のことは、あまり詳しくないので
にわか勉強をしましたが、
奥深いですね。

振袖は未婚女性の第一礼装、
留袖は既婚女性の第一礼装、

その下に訪問着、
付け下げがあって
色無地、小紋、

帯にも、袋帯、名古屋帯
織り方で、
塩瀬、絽、紗、博多織、佐賀錦…

着方によっては、
ドレスよりも断然華やかになります。

成人式や卒業式だけで
あとは箪笥の肥やし、というのは
あまりにもったいない。

観劇、初詣、結婚式、
ちょっとしたお出かけにも
気軽に着て町を歩いてみたい。


今日の中継で着せていただいた
えんじにあやめ模様の振袖が
あまりにきれいだったので
帯も半襟も帯揚げも、帯締めも
全部まとめて買って帰りたかったなあ。


振袖・着てる・奥田智子…

黒柳さんも着てるからいいか?!

へちまのこ

2011/01/20

こんなところに…

ほら、ここにも!

栄養失調のこどもたち。

皮をむいたら…ひょろひょろ。

鍋に入れて、

へちま鍋。あっという間に食べ終えました。
この厳冬の中、
我が家のベランダに
必死にしがみついていたへちま。

花が咲き出したのは10月過ぎてからだった。

もうあきらめていたところ、
12月の声を聞いて、
小指の先ほどのペンシルへちまが
顔を出しているのを見つけた。


それから1ヶ月ほど
大きくなるのを楽しみしていたのだが、
これがなっかなか大きくならない。

もう、寒いもんね〜。

でも、
よーくみてみると、
あそこにもここにも、
合計4本、
ペンシルへちまを発見。

年末のある日、覚悟した。
「もう、これ以上待っても、
大きくならん。収穫だ!」


あまりのか細さに心は痛んだが、
とにかく収穫。

皮をむくとますますちっちゃい。
水菜や深ねぎ、豆腐、ごぼうとともに
なべに入れて
「へちま鍋」が出来上がった。


どこにはいったかわからなくなるくらいの
気持ちばかりのへちまの実。

歯ごたえはやわらかく、
味はやさしく、はかなかった。

これが、夏からずーっと
愛情をもって育て続けた
我が家の子どもだと思うと


切り刻んで
鍋に入れて食っちまったわたしが
とてつもなく悪い人に思えて、
自分を責めた夜だった。


振り返ればって…

2011/01/10

旧歌舞伎座の表。この貫禄はすばらしい。

カウントダウンの数字が減るのを見るたびに
焦りました。

歌舞伎座の天井。野外をイメージして空を思わせる作りにしたそうです。

ご存知定式幕。色には意味があるのです。

山鹿市の八千代座。今年開場100周年です。

昔ながらの芝居小屋の風情を残す八千代座。
1月は10日にもなって
まだ振り返りをやってる人も少ないと思うのですが…、

やっぱり整理しておかないと、と思い立ちました。

演劇でいえば、
失った1年でした。

井上ひさしさんは、
みずからの体験をもとに
「戦争のおろかさ」を訴え続けました。
東京裁判3部作は
遺言そのものでした。

つかこうへいさん、
紫綬褒章を授章したときに
うれしそうに電話がかかってきました。

「日本人じゃないのにもらったのは
俺が初めてだぞ。」

祖国を探し続けた答えは、
見つけられたのだと思います。

演出家、栗山民也さんの充実した作品群は
目を見張りました。
「イリアス」。
トロイア戦争を描いた
作品をまとめあげた力技に脱帽です。

そして、やっぱり、
野田秀樹。
「キャラクター」はオウムを思わせる
カルト集団にギリシャ神話を重ね、
現代社会のあやうさを描き出しました。

わたしが崇拝する2人が同じ舞台に登場するという
夢にまで見た舞台も現れました。
中村勘三郎と野田秀樹、
「表にでろいっ」
実はこれにも、宗教やアイドルに心を奪われる
「今」に鋭い批判をぶつけています。

歌舞伎界は
歌舞伎座改修工事にともなう
「さよなら公演」は充実していました。
歌舞伎座のまえにある
「閉場まであと○日」というカウントダウンの掲示板。
あれを見るたび、
心がきゅんとなりました。

今年開場百周年の熊本、
八千代座を支え続けた
玉三郎さんの公演は、20周年を迎えました。
地域と劇場、一体になった玉三郎さんの活動は
「地方にも芸術は根付く」ことを証明しました。


最後に、
いつも丁寧にインタビューに答えてくださった
歌舞伎界の巨星、
中村富十郎さん。

「二人椀久」のしなやかな色気、
時代物の口跡のすばらしさ、わすれられません。

あなたの芸を追って、
数多くの役者がこれからも
精進し続けることと思います。

合掌。

おめでとうございます

2011/01/04
年末にちゃんと振り返りをしておりませんでした。

美術の世界で振り返ると
長谷川等伯没後400年
「特別展」が群を抜いて胸打たれました。

雪深い能登の国、七尾の下級武士の子として生まれ、
腕一本で狩野派を脅かす地位に上り詰めた等伯が、
自分の息子を失い、失意のうちに描いたといわれる
「松林図屏風」。

その水墨画は、不思議な静寂と、
じっとりと
まとわりつくような湿気に満ちている。

左右の屏風の真ん中に立っていると、

びっしょりとぬれるような気がしてくる。


   完全なる静寂。
 霧。

深い孤独感。


絵でこんな気持ちになったのは初めてでした。
ヨーロッパの足し算の絵画では
到達し得ない場所…。


オルセー美術館展もよかったのですが、
人が多くて絵とうまく対話ができませんでした。


高鶴元さんの個展にも寄せてもらいました。
アメリカボストンで作陶をはじめて30年。
いつもながら、圧倒的なパワーで迫ってきます。
芸術家は妥協しない、
チャレンジ、チェンジ、クリエイティブの3Cに
健康のため,
ノーシガレットに、
キャロットジュースまで加わったそうです。


そうそう、
シャガール展はまもなく終了します。
10日までに見に行きましょう。




高鶴元さんからはいつもパワーをもらいます。
 

奥田智子
Satoko Okuda

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