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アナウンサールーム > 奥田智子 > 日記

奥田智子|奥田智子のボタニカルライフ

2011

2011/12/26
今年もいろいろお世話になりました。

振り返れば、まさに歴史的な年だった、と思います。


3月11日、
アナウンス部のソファーで見たあの映像は、
多分、一生忘れる事ができないでしょう。


新聞のテレビ欄が真っ白になった日・・・。


人間として、日本人として、報道人として、
女性として、九州人として、

どう行動するべきか、
どう考えるべきか、
どう伝えるべきか、

自分自身を奮い立たせながら、
すごした日々でした。



震災後の福島をロケ地にした
園田子温監督の「ヒミズ」という映画があります。

震災ですべてを失った人々に
追い討ちをかけるような不幸。
それでも、監督は明るい未来を見せません。

「あきらめるな。
 現実は
 甘くない。」

多くの絶望をかかえてもなお、
生きていかねばならない
「現実の重さ」を突きつけます。

「覚悟の年」。2011。

さあ、明日が待っています。

園 子温(そのしおん)監督

2011/12/20
2009年「愛のむきだし」、

そして今年、

「冷たい熱帯魚」
「恋の罪」(現在KBCシネマで上映中)
と立て続けに海外で賞をとり、
今、間違いなく、世界から注目を集めている監督だ。

監督の世界は、
エキセントリック、ショッキング、暴力、疾走、狂気、怒り、エロティック・・・

しかしそれらが
確かな映画力によって整然と展開する。

息もつかせぬ力技だ。


その、絶好調の監督が、
誰も描けなかった青春映画を完成させた。


「ヒミズ」(KBCシネマで来年1月14日公開)。


物語は震災後の瓦礫の中からスタートする。
母親は、男を作って出て行く。
父親は、借金をかかえてアル中。
時々舞い戻ってきては金の無心をして暴力を繰り返す。

そんな親の間に生まれた中学生が、
現実と立ち向かいながら、
立派なおとなになろうとする。
そして、少年を必死に支えようとする少女。

追い詰められた2人は・・・。

感動的なラストに、強烈なメッセージ。

「住田!がんばれ!」

ヴェネチア国際映画祭で、
8分間のスタンディングオベーションの中、
この「スミダ、ガンバレ」の歓声が
響いたという。



「モーニングミュージック」のゲストで
インタビューをお願いした。

監督は、こちらが拍子抜けするほど、
自然体で現れた。

「今、映画は安易に愛や金が手に入るように描きすぎる。
 そんなに人生甘くねえぞ、
 あきらめるな、戦え!
 
 という事を伝えたかった。」

染谷将太と二階堂ふみは
体当たりの演技で
マルチェロマストロヤンニ賞を受賞した。

「監督冥利に尽きますね。」

次の作品にも出演させる予定は?

「次は次の俳優を生み出さなければならないので
 その予定はないです。」

あくまで冷静に未来を読む。
本当にこれからの作品が楽しみだ。

このインタビューは、1月7日朝5時からの
「モーニングミュージック」で放送予定。

「ヒミズ」公開予定





戦国鍋テレビ

2011/12/13
生活時間帯が極端に前にずれる…
または、後ろにずれる…

と面白いものを見ることができますぞ!

「タモリ倶楽部」は老舗中の老舗。
「空耳アワー」を楽しみにしている方も多いはず。

かつては、
「有吉・マツコの怒り新党」も深夜の楽しみの一つだったが、今は23時台にお引越し。

「キングコングのあることないこと」も、最近は海外ロケがあったりと元気がいい。

そんな中、
わたしの今一番のお勧めが

「戦国鍋テレビ」。(金)25:56〜26:26



「歴史がなんとなく学べる」、
というキャッチフレーズだが、
はっきり言って歴史は学べない。

かわりに、戦国武将が
ヤンキーの格好で、学園ドラマに出演したり、

堺衆といわれる堺の商人たちがそろばん持って
ジャニーズ並みに歌ったり、

川崎の合戦の陣屋がなぜか「タッチ」の
野球部の部室になってたりする。


きわめつけは、
武将がキャバクラに遊びに行って
キャバクラ嬢に軽くあしらわれる、というコーナー。


これ、面白いですよー!


だまされたと思って、金曜日深夜1時56分から
みてみてみて==!


戦国鍋テレビ

川内優輝さん

2011/12/05

「写真とっていいですか?」に、このポーズ。いつも一所懸命なんです。ありがとうございます。
昨日の福岡国際マラソン、

感動したー!


埼玉県春日部高校の職員、
川内優輝選手が見せた
驚異的な粘りの走り。

一時は先頭集団から20秒もの差をつけられながら

口を開き、苦しさから顔をくしゃくしゃにして、


《もうだめ〜〜〜!!》オーラ満開で
つんのめるように走る。



特に後半!

今井と前田のデッドヒートに

《ちょっと待ったー!俺がいるんだ=!》


と、歯を食いしばって追いつき、追い抜いた。


ゴールはやっぱり・・・崩れ落ちた。



夕方のレセプションでのインタビュー。

―走っているときの顔は、
苦しんでいるようにも笑っているようにも見えたのですが
どちらだったのですか?

「走っているときはただただ
 苦しいばっかりなんですけど、
 沿道の歓声とか聞こえると
 うれしい、でも、苦しい…
 入り混じっているんだと思います。」

―今日の満足度は?

「時間的には満足できなかったので
 今日の反省を踏まえて
 東京国際マラソンを走ります。」

―え?東京も走るんですか?

「はい!」


―最後に、24歳独身の川内さん、
もし結婚するならどんな女性がいいですか?

「目標が、生涯現役なんで、
 家族で一緒に走れるような家庭を作ってくれる人。」

まっすぐ私の目を見て答えてくれた☆★◎○→×▲


《ああ、ドキドキした。》


彼の目標は、あくまでロンドンではなく
「走り続ける事」。

オリンピックの精神は、
本来アマチュアリズムであったはず。
スポーツにお金が絡むようになって
みんなが忘れてしまったものを
当たり前に持っている。

今日も彼は、春日部高校に
勤務している。

 

奥田智子
Satoko Okuda

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