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奥田智子|奥田智子のボタニカルライフ

新幹線

2011/07/26
私の父は88歳、もちろん戦争体験者だ。
松山で終戦を迎えたあと、
国鉄に入社した。

技術屋なので、
戦後の交通網整備のため
全国の橋やトンネルを敷設してまわった。

昭和30年代からは、
夢の超特急、新幹線敷設の仕事に携わる。

新幹線は
東京オリンピックに間に合うよう計画され、
1964年に東京ー大阪間で開通。
以来、全国に延伸され、
今年九州新幹線が全線開業を果たした。

国鉄マンOBとしては悲願の快挙。
開業のニュースを見て、
父は涙を流していた。

思えばこのおよそ半世紀、

新幹線は、
“一人の死亡事故もなく”、
脱線は、
新潟中越地震で走行中の列車1台のみ、
東日本大震災のゆれにも、
時速270kmで走行中の27台の新幹線を
すべて安全に止めてみせた。

まざに、日本の技術の粋を尽くした
“世界一安全な高速鉄道”である。

ひるがえって、今回の中国新幹線の大事故だ。


日本が
半世紀をかけてこつこつ積み重ねてきた技術を
横取りするような形で、
数年で4倍もの距離を作り上げ、
しかも自国の技術であると主張し、
特許をとろうとしている矢先、
その事故は起こった。

雷で先行列車が停車、
後続列車は時速200km近くで追突したという。

死者数も明らかにされていない。

それどころか、
事故の精密な調査もせずに、
先頭車両を畑の中に埋めてしまった。


畑の中に…埋めた…って。

(でまた、掘り起こしたそうで…)


GDP世界第2位の経済力に物を言わせて
作り上げた
国家プロジェクトのはずだ。


安全を軽視する乗り物は、
乗り物ではない。

雷くらいで脱線・衝突するようなものに
命を懸けて乗ろうとは私は思わない。



父に聞いてみようと思う。
「あれが日本の新幹線でない事が、
 証明されたね。」
         …と。


ちょっとショック

2011/07/15
私の敬愛する作家、
葉室麟さんが
「恋しぐれ」で
4回目の直木賞候補に挙がっていました。


発表は14日、夜…。


携帯を右に、祝杯のビアジョッキを左に置いて、
その瞬間を固唾を呑んで待ちました。


のにのにのにのにのにじゅーす!!


8時をまわり、9時をまわり、

“あれゃ? も・し・や…”

NHKのニュースを見ていると、

『第145回直木賞に 池井戸潤さんの
「下町ロケット」が選ばれました。』


フニクリフニクラフニクリフニクラ〜〜〜


正直、今回こそは、“行くぞ”と思っていたのにっ!!

わかるけど、

伊集院静さんの
「東日本大震災後、
落ち込んでいる中小企業や工場を盛り上げていく
よい作品だ」

わかるけど、

じゃあ、逆境の中、懸命に生きようとする人々の
真摯な姿を描き続ける葉室さんの作品は、


どう?どう? どうどうどっこのこもり〜う〜た〜


葉室さん、残念会、盛大にやりましょう!

次は、葉室さんの言ってた
「5回までは受けるけど、それ以降は辞退する」
の、5回になります。


次は、いただきますぜっ!





 

いっちゃん好き

2011/07/07
もう、ホームページをごらんの方は
チェック済み…だとは思いますが、

わがアナウンス部総出演でお送りしている
連続ドラマ「いっちゃん好き」。

わたしは「トウの過ぎた大女優」役。

イメージは○野○子、と
ディレクターから告げられ、
私なりに役作りに励んで、
自前の衣装で演じています。


1本目は、武内アナ演じる
「トウの過ぎた大物演歌歌手」と
夫婦漫才を組むことに。

2本目は、石井アナ演じる
「新人歌手」から
「おばさん」と言われ、

とうとう3本目が昨日、
オンエアされました。


  ☆★大爆笑です★☆


長岡アナ演じる新人俳優と
超接近シーン。
  ・
  ・
  ・
にんにく食べてなくてよかった!!


なぜか翌日、体中が痛い。
おしりには、青あざが…。

ご覧になれば、その理由が分かります。

撮影中、“いっちゃん”楽しそうだったのが、
沖アナでも、
長岡アナでも、
わたしでもなく、

ディレクターだったことを
付け加えておきます。

ホームページを見られる環境にある方は
動画でチェックしてみてください。

(ここだけの話、

8月3日にも放送される…ら・し・い。)

いっちゃん好き

光石研さん

2011/07/03
先日、光石研さんが映画のプロモーションで
スタジオに来てくれました。

光石さんといえば、
今まで150本もの映画に出演されているという
名バイブレーヤー。

テレ朝「バーテンダー」の「ラパン」のチーフ、
「悪人」の祐一の大叔父…

あのひょうひょうとした演技は、
なぜか、観るものをひきつけます。


光石さんで触れておかねばならないのは
「博多っ子純情」。
当時北九州は八幡から、
1日1万円のエキストラのギャラほしさに
応募したオーディションで
見事主役の郷六平役に合格、
デビュー作が主役だった、という
逸話をお持ちです。

加えて、
そのオーディションの前日大喧嘩、
絆創膏だらけのぼこぼこの顔が、
曽根中生監督に大うけだった!という
おまけの逸話までついています。


時は流れて、なんと、33年ぶりの主役とか…。


テーマは中年男のダンディズム。

当日は石井裕也監督にもお話を伺ったのですが、

「光石さんって、
  意外とかっこよくないんだな、と思った。」

との事。(笑)

親子ほども年の違う監督に
ちゃんと距離を置く折り目正しさと、
初主演の時から変わらぬ
謙虚さと人柄の良さに、
おもわずほっこり、したのでした。


収録が終わってから、こんな話を…

「昨日屋台で飲んだんですが、
 この映画の主人公みたいな人ばっかり。
 映画がそのまま撮れますね。」

光石研さん、主演2作目、
「あぜ道のダンディ」

7月23日から、KBCシネマでロードショー。

光石さんの「素顔」が見えるような作品です。
 


奥田智子
Satoko Okuda

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