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奥田智子|奥田智子のボタニカルライフ

新装歌舞伎座

2013/04/29

入り口は以前と変わらずです。

ところが後ろは屏風のような高層ビル。

舞台の作りも以前と変わらず。天井があかるくなりました。 

客席の間隔をあけたので座りやすくなっています。

これが字幕ガイド。イヤホンもいいけど両耳でセリフが聞けます。

セリフと解説が出てきます。4月だけ500円です。

エスカレーターがなかったことを考えると、天国です。

地下にはお土産屋と軽食喫茶ができています。

故人の写真が。いまだに勘三郎さんがいることが信じられません。
土曜日、新しい歌舞伎座に行ってきました。

隈研吾さんが手がけた新しい歌舞伎座は
どんなに変わっているだろう?

と思いきや、

いや、変わってないぞ!

意外なほどです。

流石に玄関奥に控える高層ビルディングは威圧感がありますが、
近づいてしまえば、以前の歌舞伎座と
変わっていません。

階段がないことを除いては…。

これ、大事なところです。

以前は地下鉄東銀座駅からえっちらおっちら
狭い階段を昇らねばなりませんでした。

3階に席があろうものなら、
急な階段を何段も昇っていかねばなりません。

お客様にまったく優しくないのです。

それが!
エスカレーターとエレベーターができたおかげで
重い荷物を持っていてもすんなり。
自分自身が重い荷物でもです(笑)。

あとは、さすがだと思いました。

天井の作りからロビーの雰囲気から
まったくと言っていいほど変わっていないのに
何かが違う。

そう、ないのです。

柱が。


以前は入り口付近にあった大きな柱。
そのために死角ができて見えにくいときがありました。
それがない。

そして、席と席の間隔を大きくし、
字幕ガイドを前の席の後ろに取り付けられるようにしました。

これ、なかなかよかったです。
「弁天娘女男白浪」の
「知らざあいって聞かせやしょう」から始まる名台詞。
字幕で確認すると、河竹黙阿弥の七五調のかけことばが
こんな風に使われていたんだ、と納得できます。



3階のロビーには、鬼籍に入った俳優さんが並んでいました。

団十郎さん、勘三郎さん、芝翫さん、富十郎さん…、みなさんインタビューに快く応じてくださいました。

3年前に出来上がりが楽しみだねぇといってお別れしたのに、

なんで?


でも、


息子さん、お孫さんがもう、あんなに立派になっています。

勘三郎さんのお孫さん、七緒八君、
見よう見まねで、腕をめくったり、首を回したり、
大喝采でした!!

今回は、3部制、全部はちと無理。
1部と2部を堪能。

熊谷陣屋では吉右衛門さんの熊谷直実、
玉三郎さんの相模に
思わず落涙。

「夢だ夢だ〜」の引っ込みの名台詞。

歌舞伎座という新しい器に、
あたらしい情感がしみ込んでいくように思いました。


立花町の春

2013/04/19

田中真木さんです。文化交流も積極的に進めていらっしゃいます。

旧大内邸をあばら家同然から、見事に再建しました。

どうです!すべて地元の山菜です。これにタラの芽の天ぷらも!!

自家製こんにゃくのお刺身。おいしい〜。

うどの酢味噌和え。来年まで味わえません。
そうさな、もう10年以上前のことになるだろうか。

わたしがニュースピアを担当していたころ、
八女市立花町の一人の女性を
2年にわたって取材したことがあった。

旬の食材を使い、
持ち味を生かすその料理は、
北大路魯山人を師と仰ぐ
山の中の
郵便局長さんの奥様が作り出された逸品だった。

田中真木さん。

わたしは「山菜の鉄人」と名付けた。

ニュースピアの中でシリーズ化されたので
覚えてくださっている方もいるかもしれない。

テレメンタリーとして
全国ネットされた。

その田中さんが
自慢の料理の腕を
いまも山の中でふるっていらっしゃるのを
ご存じだろうか?

あれから田中さんは、
立花町白木にあった旧家を復元し、
八女市指定文化財を取り、
そこで地元の方たちに手伝ってもらって、
すばらしい料理を出していらっしゃるのだ。


うど、タラの芽、タケノコ、こんにゃく、出来立ての豆腐…。
すべて地元でとれた山菜ばかり。

味は推して知るべし!

知る人ぞ知る山菜料理の粋。

1年ぶりにお会いした田中さん。


とてもお元気であいかわらずのオーラを
放っていらっしゃいました。

旧大内邸。お昼のみ。月曜お休みです。


体の中から森林浴したような
すがすがしい気持ちで
生き返ります。

旧大内邸
Tel 0943-23-1982


奥田智子
Satoko Okuda

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