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富田薫|いやいやいやいや〜富田デス。

ハードルを乗り越えて巨大恐竜がやってくる!?
「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

2018/07/11

恐竜の「質感」は目から皮膚まで完璧な仕上がり。

大規模火山噴火が迫り、恐竜を保護するか見捨てるかの究極の選択に…。

お約束通り「彼ら」が迫ってきますよ。

ヴェロキラプトルの“ブルー”やT-REXももちろん登場!

画面左奥で人間が操っているとはわかっていても…。

(c) Universal Pictures
 スティーヴン・スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク(1993)」の公開から25年、その間のCG技術の発展には目を見張るものがある…と感覚的にはわかっているが、劇場の大スクリーンに展開するこの作品は、陳腐な表現だが「舌を巻く映像のオンパレード」なのである。

 特に、ある施設の屋上での人間と恐竜とのやりとりは、両者間の演技に“意思の疎通がある”と感じられるような完成度。

 そんなハイレベルのCGが繰り出される一方で「恐竜が窓のカギを開ける」という荒唐無稽なシーンでは、CG・アニマトロ二クス・模型の頭部だけ・誰かが手に持って動かしている爪…がランダムに登場して緊迫感を高める。

 スタッフ自らが「CGを使えば何でもできちゃうから、あえてこんな職人芸もお見せしまっせ!」というノリで作っているのである。

 後で読んだ資料には「4体のヴェラキラトプルがいるシーンでは2体が特撮で2体がデジタル」とあったが、どっちがどっちか見分けることは不可能で、おそらく将来リリースされるブルーレイでも判別はつかないだろう。回を追うごとにハードルが高くなるシリーズだが、難なく高い壁を乗り越えた印象だ。

 今回は、2015年に「ジュラシック・ワールド」として新たにスタートしたシリーズ3部作の2作目(通算5作目)。冒頭“マルコム博士”としておなじみのジェフ・ゴールドブラムが登場。崩壊して野ざらしになっているテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の恐竜たちに火山噴火の危機が迫るが「待ち受ける運命に彼らの身をゆだねるべきだ」と主張する。

 だが「恐竜保護の名目」で参入する人々には別の思惑があって、人類の方が危機に直面していく…というストーリーだ。
 
 主人公オーウェン役のクリス・プラットは俗世間と離れた生活を望み、「ワールド」の運営責任者だったクレア役のブライス・ダラス・ハワードは恐竜保護団体代表になっているが、案の定これでもかこれでもかと恐竜たちに追いつめられる運命。

 過去にリチャード・アッテンボローが演じた恐竜の生みの親ジョン・ハモンド博士のパートナーという設定で富豪の企業家ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)なる人物が登場するが、その孫娘の秘密がキーポイントになり、物語後半はまったく予想できない展開を見せる。

 なにせ“ここしかない”タイミングで飛び出す雄たけびから、次回作につながる驚きのエンディングまで、居並ぶ夏休み公開の大作の中で「巨大恐竜」として大暴れをすること請け合いだ。
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