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富田薫|いやいやいやいや〜富田デス。

期待以上の「キングスマン:ゴールデン・サークル」

2017/12/27

やはり、コリン・ファースが出てくれなきゃ…ですよね。

タロン・エガートンは若い(28歳)のに上手いです。

チャニング・テイタムのキャスティングはイメージぴったり。

ハル・ベリーは今後も活躍しそうです。

そうです。確かにジェフ・ブリッジスです。

(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
 頑固おやじが仕切る「一見(いちげん)さんお断り」の映画版。

 前作を見ていなければ理解できないシーンが続出する。「なぜ、あそこで水が出てくるのか?」「なぜ、動物に銃口を向けるのか?」「なぜ、マティーニを飲んだらペットショップに行きたくなるのか?」などなど…。

 なので、この最新作からご覧になる方にとっては敷居が高い一方、ファンにとっては「よくやってくれた!」というシーンの連発。

 前作の完成度が高いため最新作のハードルも高くなるが、監督のマシュー・ヴォーンが「こんなシーンが見たかったんでしょ!」と言わんばかりの映像のオンパレード。

 特に冒頭のカーアクションはオリジナリティにあふれているし、デジタル合成と思ったケーブル・カーのシーンは後で実写と聞いて「どうやって撮影したの?」という感じだった。

 俳優陣では、タロン・エガートンの「スパイとしての成長ぶり」の演技が際立っていた。ハリウッドでの大作が複数準備されているのがうなずける。

 コリン・ファースがちゃっかり「復活」するのがツッコミどころだが、逆に「その展開を待っていたのよ〜」という気にさせるのが上手い。

 もともと緊張感漂う作風の中で、さらにスパイス役になっているのがジュリアン・ムーアだ。彼女の「ワルぶり」も好きか嫌いかがはっきり分かれる過剰な演出で、デートの場合には注意が必要。

 その悪役とアメリカ大統領との対決の構図を最初は荒唐無稽に感じたが、麻薬問題を単なる「善悪」でくくるのではなく、複雑にからむ社会性を持った題材に仕上げている。ここでも監督の「一風変わった」才能が感じられた。

 今後を予感させる堂々としたエンディングを見て「ハル・ベリーはどんなポジションになるのか?」「チャニング・テイタムの運命は?」と期待が膨らんだのと同時に、その脚本はすでに存在していると思えるほどの「用意周到」な作品だった。

※2018年1月5日から全国公開
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