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富田薫|いやいやいやいや〜富田デス。

訳せば「高層ビル」ですが、高さが半端ないって…「スカイスクレイパー」

2018/09/20

どう考えてもCGなのだが、ドウェイン・ジョンソンの表情と演技によって引き込まれて…。

舞台となる“ザ・パール”の設計が素晴らしい。

まさに危機連発!「そんなことできるはずないだろ!」ってシーンもドウェインが演じると説得力があって…。

ビルが狙われるのは、そのオーナーに原因があるようだが…。

救うのは家族だけではなく、ビルのオーナーも、ビルそのものもあとハードルが高くなって…。

犯人グループの目的がなかなかわからず不気味な感じが…。

(c)Universal Pictures
 この映画を表現するのにピッタリな言葉があるが、ネタバレになってしまうので使うのをためらっていたところ、監督のローソン・マーシャル・サーバーが作品資料に堂々と書いていたので安心して引用させていただこう。

 それは「ダイ・ハード(88)とタワーリング・インフェルノ(74)を掛け合わせて、舞台を香港にする」だ。

 香港に建てられた舞台は、地上240階、高さ1,066メートル…つまり最上部は1キロの上空というとんでもない超高層ビル“ザ・パール”。

 このビル自体が“もうひとりの主役”のようにきちんと設計されており、風力発電装置・居住区間・天空庭園など、建築学上いかにもありそうなデザインで、専門のアドバイザーがいるのは間違いない。

 そこに登場するのがドウェイン・ジョンソン。危機管理コンサルタントとして“ザ・パール”の警備体制をチェックしているが、元はFBIの人質救出部隊のリーダーだった人物。冒頭に描かれる彼の作戦ミスが転身の理由だったとすぐわかる。それはトラウマとなり、その後の彼の人生にプレッシャーを与え続けるのだった…。

 そんな中“ザ・パール”が謎の犯人グループに襲撃されて火災が発生。タイミングの悪いことにというか、話は盛り上がるのだが、彼の妻とふたりの子供がビルの中にいて、燃えさかる炎によって上へ上へと追いつめられていく。

 ここから大救出作戦が始まるが、それは犯人グループとの直接対決を意味し、彼を疑う警察も加わって危機また危機の連続。映画の宣伝に出てくる「パパ飛びまあああああっす!」のシーンはその一つでしかなく、最後まで四面楚歌が続くのである。

 立派なのは、アクションシーンが満載になればなるほど「つぎはぎだらけ」になりがちだが、その展開にはまったく無駄がない。

 最新鋭の消火設備があるのになぜ燃やせるの?という疑問にこたえる犯人グループの「やり口」にも説得力がある。そもそも彼らの目的は何か?が終盤になるまでわからない。

 さらに極めつけはクライマックスで、彼は冒頭の作戦ミスとまったく同じシチュエーションに追い込まれる!過去の2つの大作を足して2で割った安易な作品ではなかったのである。

 いやが上にも続編への期待が高まる中で、“ザ・パール”のオーナーのこのつぶやきは聞き逃さなかった。「もう一度建てればいいさ…」。

 ※9月21日(金)から全国ロードショー
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