KBC九州朝日放送

KBCサイト内検索

福岡恋愛白書13 BD好評発売中

KBC共通メニューをスキップ

アナウンサールーム > 富田薫 > 日記

富田薫|いやいやいやいや〜富田デス。

こんな展開は予想できなかった!「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

2018/11/22

エディ・レッドメインのホグワーツ在時代のキャラも明かされて…。

“黒い魔法使い”のジョニー・デップの演技はさすがとしか言いようがなくて…。

この2人にはどんな運命が待っているのか?

ダンブルドアが机に腰かけて話す人物とは思えなかったので意外な感じが。

ファンタスティック・ビーストも続々登場。まずは“ケルピー”。

こちら“二フラー”。

ハリー・ポッターでおなじみの“ポウトラックル”もね。

(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) J.K.R.
 大ヒットした「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の続編がついに登場。ちまたでは「これとハリー・ポッターとの共通点&相違点って何?」といった話題が盛り上がっているが、そのつもりで劇場に行くとあなたは驚くだろう。

 そこには、前作のエンディングからは想像がつかない物語が待っていて、まったく別のウィザーディング・ワールドが展開されていくのだ!

 特筆すべきは、ジョニー・デップ演じる黒い魔法使いことグリンデルバルド。前作の最後に一瞬だけ登場したが、今回は主役級の大暴れ。

 その徹底した悪さは、ベクトルは違うものの「名前を言ってはいけないあの人」以上の凄さがあって「本当にあのジャック・スパロウと同じ人?」というレベル。今回は「彼はいかにして脱獄したか…」というところから物語がはじまる。

 一方、エディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーもニューヨーク・ロンドン・ホグワーツ・パリと慌ただしく移動して八面六臂の大活躍。ただ、ティナ・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)との間にはどうやら“何か”がありそうだ。

 日本語の「はにかむ」というニュアンスの演技をさせたら彼の右に出るものはいないだろう。

 そして、若き日のダンブルドアはジュード・ロウだ。ホグワーツの校長も若い頃はこんなキャラだったのか?と驚く発言の連続。晩年には人間が丸くなっていたのね〜としみじみ思う。

 彼とグリンデルバルドとの関係も明かされるので、それからも目が離せない。

 さらに、ティナの妹で人の心が読めるクイニー(アリソン・スドル)とパン屋が繁盛していたジェイコブ(ダン・フォグラー)のカップルには「なんでそうなるの?」という運命が待っている。

 クライマックスは黒い魔法使いの大演説。人間と敵対する彼は「人間が本来持っている悪さ」を力説するが、それがことごとく納得できてしまう怖さがある。

 そんな中で登場するファンタスティック・ビーストのシーンが“癒しの時間”に感じてしまうような緊迫感なのだ。原作だけでなく脚本も担当したJ.K.ローリングの果てしない想像力には「よくこんなことを思いつくな」と恐れ入るしかない。

 全5作と言われるこのシリーズは、2作目にして“大河ドラマ”の様相を呈してきたが、いったい最後はどうなるのか…というワクワク感は、早くも最高潮に達したのだった。

 ※11月23日(祝・金)から全国ロードショー

アカデミー賞アリと見た!「ボヘミアン・ラプソディ」

2018/11/05

1985年の「ライヴ・エイド」の再現には舌を巻きましたよ。

とにかく俳優陣が「クリソツ」。

(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
 洋楽ファンにはおなじみのロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーが加入してから「ライヴ・エイド」に出演するまでを描いた作品…と言っても単なる伝記映画ではない。

 2時間15分の上映時間で「ボヘミアン・ラプソディが生まれるまで」「レコード会社との対立」「メンバー同士の確執」「両親との軋轢」「セクシャリティ」「取り巻きの裏切り」「恋人との別れ」「フレディの孤独」「ライヴ・エイド出演の決断」…と書ききれないくらいのエピソードが出てくるが、そんな盛りだくさんな内容でも物語を破綻させない監督のブライアン・シンガーには脱帽だ。

 やはり彼が撮った「ユージュアル・サスペクツ」を見て、ただ者でないことはわかっていたが…。

 デビュー当時から日本での人気が高かったバンドだけに情報も多く、ストーリーも「あ〜そういうことだったのね〜」という展開だが、メンバーのキャスティングが秀逸。

 主役のラミ・マレックは、特殊メイクはあるにせよ、もはやフレディが「憑依」したかのような演技でアカデミー賞ノミネートレベル。ブライアン・メイ役のグウィリム・リーの髪の毛はカツラだが、これまたクリソツ。ベースのジョン・ディーコン役のジョー・マッセロは後半になるほど本人に似てくるし、ドラムのロジャー・テイラー役で27歳のベン・ハーデイは、ドラムがたたけなかったなんてとても思えない。

 しかも、それぞれのアクションが当時のプロモーション・ビデオを彷彿とさせるのだ。

 クライマックスとなる1985年7月13日の「ライヴ・エイド(ウェンブリー・スタジアム)」での映像も凝りまくっている。

 ヘリからの空撮は当時のものだが、デジタル技術でステージのアップに切り替わる部分はまったく違和感がなく、気が付けばセット上での演技になっていた。

 さらに、ピアノの上に置いてある「ペプシ・コーラ」のカップから「トラス」と呼ばれる照明設置台から見守るスタッフの表情まで、よくもまあそんなところまで…という再現ぶりなのだ。

 演奏やフレディのボーカルは当時のものなので、いずれご家庭でブルーレイを見るにせよ、映画館のドルビー・サラウンドシステムでの鑑賞を一度はお勧めしたい。

 結末は誰もが知っているのに、最後まで「一体どうなるのか?」という緊張が続き、終わった後にすがすがしい気分になるのはなぜか?それは、すべてのスタッフ・キャストが「クイーンを扱ったビジネス」としてではなく、心の底から彼らの音楽を愛して取り組んだ作品だったからである。

 ※11月9日(金)から全国ロードショー
All Rights Reserved. Copyright © KBC Co.,Ltd. 1998 - 許可なく転載を禁じます