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アナウンサールーム > 富田薫 > 日記

富田薫|いやいやいやいや〜富田デス。

「親子三代で楽しめます! レディ・プレイヤー1」

2018/04/18

主人公の周りの小道具を目を皿のようにして見たりして。

現実とバーチャルの間を行ったり来たりしますが、その展開が自然なのよね〜。

もちろん「敵」も登場しますが、これがスピルバーグならではのキャラで…

原作もこういったシーンの連続で「よく映像化することができたな〜」という感じ。

(c)2018WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
 これほど日本人として誇りを感じる作品は今までなかった。世界で通用する日本のアニメや映画のキャラクターが続々登場。それもクライマックスでの「主役級」の扱いだ。

 しかし、この映画の企画書を「日本人が日本語で書き、日本の映画会社に提示」すれば「夢みたいなこと考えていないで真面目に仕事しろ!」と怒られる…そんな作品なのだ。

 アーネスト・クライン原作の「ゲームウォーズ」がベースだが、映像化できたのはスティーブン・スピルバーグの功績、というか彼の「信用度の高さ」によるものだ。つまり「彼がそこまで言うのなら、ヘンなものにはならないだろう」という「権利を持つ相手」への説得力につきる。
 
 その「相手」が誰かは劇場のエンドロールでご確認いただきたい…といっても「Courtesy of(〜のご厚意により。写真・記事・画像などの転載または掲載が著者または作者から許可を得ていることを示す表現)」の数が膨大なので、英文を追うのが大変だと思うが…。

 ストーリーはこうだ。「今から27年後の荒廃した世界。現実に失望した人類は“オアシス”という名のバーチャル・リアリティ・ワールドに夢を求めていた。そこではゴーグルをかけるだけでなりたいものになれるし、自分のアバターに縦横無尽の活躍をさせることも可能。ただ、すべては“バーチャル”での出来事で…」。

 ある日、その“オアシス”の創始者のひとりがこの世を去り、壮大な遺言を残す。「私が“オアシス”の中に隠した3つの謎を解いた者に、56兆円の遺産と支配者としての地位を授けよう」と。
 
 それらを手に入れようと、現実世界に暮らす人々による争奪戦が始まるが、CGだからなんでもできる状態は、人間の想像力とのせめぎあいで逆に難しいにもかかわらず、まったくスキのない映像が展開される。

 特に「2番目の謎」に関連する映像作品は、その製作のいきさつからハリウッドでは「タブー視」されていたもの。「3番目の謎」は「なんでソレなのっ!」ってゲームが登場。

 さらに、世界的に有名なキャラクターなのにほんの一瞬だけしか登場しないとか、クライマックスでは「まさか!あのキャラが!!」って演出が飛び出して、特に日本人ならば驚くこと請け合い(登場するのは日本生まれのモノだけではないが)。
 
 終わってみれば「あれだけ手間暇かけたのに、言いたいことはそんなに簡単なことだったの!」と口をあんぐりで、もはや「スピルバーグのやりたい放題」なのである。

 公開に際しての彼のコメント「僕たちはみんな、本作を通して、日本文化、日本映画、日本のテレビ、日本のアニメーションに対してどれほど感謝しているかを示したかったんだ」を見た時、続編もない話ではないと感じたが、同時に「虫プロダクション」や「藤子・F・不二雄プロ」との気の遠くなるような交渉場面が脳裏をよぎったのだった。

 ※4月20日(金)から「T・ジョイ博多」「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」ほかで全国ロードショー

「KAIJU」って世界に通じる日本語で…
「パシフィック・リム:アップライジング」

2018/04/13

「新世代イェーガー」を操るのも新世代。

前作でイドリス・エルバが演じた司令官の息子がジョン・ボイエガ。

スコット・イーストウッドは言われなくてもお父さんソックリで…。

新たな技も続々登場。KAIJUファンにはこたえられませんな。

(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.
 大ヒットした「あの怪獣映画」の続編である。なので、見ている方のハードルもおのずと高くなるが、それを難なく飛び越えて、愉快痛快な「KAIJU映画」に仕上がっていた。

 若いパイロットが2人ペアで巨大ロボットを操縦し、KAIJUに立ち向かうという設定はそのままなので、新たに現れる「敵」のキャラクターが重要だが、前作から単にインフレさせただけではない妙味…スタッフの「KAIJU愛」が伝わってくる造形美だった。

 特に、前作のギレルモ・デル・トロ監督はプロデュースにまわったが、彼は「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞監督賞を受賞しているのに「バルタン星人」のファンというから世の中はわからない。
 
 主要登場人物は新世代になっており、主人公のジョン・ボイエガは、さすが「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に起用されたのが分かるし、スコット・イーストウッドも「父親のクリントの七光り」とは言わせない存在感で、ハリウッドの一員としての地位を確立した感がある。

 予告編で「決戦の地は日本!」と掲げられたが、思わず「場所はそこですか!」と驚く様なストーリー展開。クライマックスはいささか荒唐無稽だったが、最後のボイエガのセリフはさらに輪をかけたもので、私のような「昭和ゴジラ世代」にとっては、いやが上にも期待が高まるシリーズになったのであった。

※4月13日(金)から「T・ジョイ博多」「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」「福岡中洲大洋」ほかで全国ロードショー
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