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花と語ろう―季節のうつろいにつれた草花のメッセージ―

八幡平の花

第370回 ハグロソウ(キツネノマゴ科)

2010/09/03

 有明海にメカジャという緑色の不思議な生き物がいる。2枚の薄い貝殻のような間から長い触覚が出ている。貝に見えるが貝ではない。味は貝より濃い。
 花は、ぺたっとくっついた2枚の小さな葉(ホウ葉)の間から触覚のように花茎を伸ばし、力いっぱい上下に開いている。その様子がメカジャそっくりなのだ。
 花びらは、上下とも1cmぐらい。名前にたどり着くのに「日本の野生植物」(平凡社)2巻を総めくりした。花は2度おいしい。見つけた時と名が判った時。

大分・九重町で
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写真・文/北 孔介
乗鞍の花
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