ピアニストのフジコ・ヘミングさん 4月21日に死去 92歳
社会|
05/02 08:07
ピアニストのフジコ・ヘミングさんが亡くなりました。92歳でした。
公式ホームページによりますと、フジコ・ヘミングさんは先月21日に容体が急変し亡くなりました。
今年3月に行った検査で、すい臓がんと診断され療養を続けていたということです。
フジコさんは1932年ドイツのベルリンでスウェーデン人の父と日本人ピアニストの母の間に生まれ、東京で育ちました。
1961年にベルリンに留学しピアニストとして音楽活動を行いますが、風邪をこじらせて一時、聴力を失うなど苦難の時期が続きました。
1999年、テレビのドキュメンタリー番組がきっかけで注目を集め、デビューアルバム「奇蹟のカンパネラ」がクラシックCDとしては異例の大ヒットを記録しました。
葬儀は近親者のみで行われ、後日お別れの会を検討しているということです。