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体感!中国 北京特派員日記

プロフィール

川崎浩司

鹿児島県出身。立命館大学卒。
1997年九州朝日放送に入社。報道部で事件、裁判、選挙取材などを担当。
「報道ステーション」ディレクター、「アサデス。KBC」プロデューサーなどを経て2012年4月からテレビ朝日系列(ANN)特派員として北京に赴任。

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ひと味違う北京の花見2015年05月15日


花見が大好きだ。福岡にいる頃は、毎年欠かさず舞鶴公園や西公園に出かけた。桜の下でわいわいとやる宴会はとりわけ楽しい。北京で迎える4回目の春。日本式の花見からはすっかり遠ざかってしまったが、今年も桜が見たくなり北京市内の公園に出かけた。中国の人たちも花見は大好き。ただ、その楽しみ方は日本式とはひと味違う。

北京一の桜の名所「玉淵潭公園」


北京の桜の名所と言えば玉淵潭(ぎょくえんたん)公園だ。広大な園内には約20種類、2000本を超える桜が植えられていて、日中国交正常化の翌年の1973年に日本から日中友好の桜の樹が贈られたことでも知られる。私が訪れた4月上旬は、すでに散りかけで見頃は過ぎていたが、それでも多くの花見客でにぎわっていた。日本の花見の風景と違うところと言えば、地面にシートを広げて食べたり飲んだりする人が見当たらないことだ。


純粋に桜の花を楽しむのが中国流


花見デートが盛り上がるのは万国共通


中国人の花見客たちは桜の花そのものを楽しんでいた。「美麗!(きれい)」と素直な歓声が周りのあちこちであがる。記念撮影も熱心だ。ポーズを変えて何枚も撮る。みんな楽しそうだった。桜の下で花見酒が飲みたいなあ、などと考えていた私は、周りの様子を見て思い直したのだった。私が見る限りにおいて、桜の美しさを純粋に見て楽しむのが中国人の花見のスタイルであり、それはそれでよいものだと感心した。


花見の名所でなぜか色鮮やかな造花が売られている…


造花の頭飾りも人気 迷ったが自分で買うのはやめた


中にはマナーの良くない花見客もいるが…


今年は、日本へも多くの中国人花見客が訪れた。「爆買い」「爆食」に続き「爆花見」という言葉まで登場した。マナーをめぐるトラブルもあるかもしれないが、観光交流が増えるにつれ、日本の文化や習慣への理解も深まっていくはずだ(日本人でも花見のマナーの悪い人はいる)。まずは、日本の桜に憧れてわざわざ訪れる人たちを歓迎したいと思う。桜の下で日本式の花見を楽しんでもらうのもいい。冬の寒さに耐えて花開く桜が日中関係に友好をもたらす象徴になればいいと思う。


この日の北京は大気汚染もなく青空が広がった


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