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| 【2007.5.7】 日本でも人気のドラマ「バリでの出来事」「ごめん愛してる」で主演した韓国俳優「ソ・ジソプ」が約2年の兵役を終え除隊した。 彼の兵役の勤務地は、軍隊のイメージとは程遠い、なんと区役所。除隊となるその日、区役所出勤最終日に取材に行った。 区役所前には、すでに500人を超えるファンが詰め掛けていた。横断幕や巨大うちわを手に、ソ・ジソプが現れるのをひたすら待っている。そのほとんどが日本人女性だ。10代からご年配の方まで、彼のファン層は実に広い。早い人は午前2時から待っていたという。 「切れ長の目が素敵!」「切ない雰囲気がいいの!」「スタイルもいいし、演技が上手!」 「哀愁」漂うマスクは、国境を越えても、女性受けするようだ。 ソ・ジソプは学生時代水泳の選手で、国家代表にも選ばれたという。スポーツ万能な上、モデルを経て俳優となり、今や韓国のトップスターの一人だ。 しかしなぜ兵役が区役所なのか・・・? 第2次世界大戦後に南北に分断された朝鮮半島は、1950年に朝鮮戦争が勃発。その朝鮮戦争勃発後、韓国では徴兵が始まった。53年に休戦を迎えるが、今も38度線を境に南北の兵士が睨み合いを続けている。南北の朝鮮戦争は半世紀たった今も解決していない。北朝鮮が金正日体制の軍事国家を形成しているため、有事に備えざるを得ない韓国は、兵役義務の徴兵制が今も続いている。韓国人の男性は特別の事情がない限り、全員この兵役につく。しかしその兵役スタイルも世界情勢や動向で随分様変わりしてきた。徴兵にあたり、まず身体検査が行われる。その検査で軍隊での厳しい調練や兵役に耐えられそうにない人や特別な能力を備えた人は、軍隊に入隊するとは限らない。 例えば、国家代表クラスのテニスの選手は、軍高級幹部やその家族らに一日中テニスを教えたり、楽器が特別にうまい人は音楽隊に、コンピューターに詳しい若者はサムソンなどの企業や役所などに配属されたりと、軍隊とはかけ離れた別の仕事が待っているのだ。超低賃金で若者を2年間も働いてもらえるわけだから企業も大助かりだ。 韓国トップスター「ソ・ジソプ」は区役所で、管内の違法駐車摘発のお手伝いや区役所からの郵便業務に携わっていたという。水球の国家代表だった彼は、ケガのために厳しい兵役配属にはならなかったそうだ。 黄色い声援の中、はにかみながら車に乗り込んだソ・ジソプは、今年6月「カインとアベル」というドラマの撮影に入るという。互いに兄弟とは知らず出会った検事とヤクザ、その兄弟が1人の女性を巡るラブストーリーだ。 |
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