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空からのSOS〜大気異変・鳥越最前線リポート〜

今年3月、福岡に茶色い「黄砂」の雨が降った。去年は、北九州市や長崎県、大分県などで
「光化学スモッグ注意報」も発令された。北部九州を襲う空の異変。鍵は“中国”にあった。
福岡出身のジャーナリスト・鳥越俊太郎が中国の北京と内モンゴル、長崎県五島から異変の
最前線を緊急リポート。
砂漠では激しい砂嵐を体験し、北京では大気汚染の実態を目の当たりにする。大気異変が
北部九州だけでなく、やがて日本全体に広がる問題であることを伝える。


中国・北京

黄砂の発生源に近く、被害も甚大。
街は一面、黄色一色。
人口が増加し続ける街は車であふれ、排気ガスが空気を汚している。
また、上空は工場の煙で汚染される。汚染大気の下で暮らす市民の生活をリポートする。

写真:北京の空を見つめる鳥越
写真:砂嵐の中の撮影風景

内モンゴル・アラシャン

福岡から2000キロ。中国の中でも、特に砂漠化が進む場所。ゴビ砂漠の南端に位置するアラシャンは、まさに、黄砂発生の最前線。
3日に一度は激しい砂嵐に襲われる。
20〜30年前まで緑豊かだった街の9割は、砂漠と化している。
押し寄せる砂によって、埋もれる家。砂が流れ込む黄河。砂漠化のすさまじい勢いと砂嵐の脅威を、鳥越自身が体感する。

日本国内

私達が何気なく吸い込んでいる砂は、もうただの砂ではない。
有害物質の排出量や風の向きなどから、中国の汚染された大気が日本にも流れてきていることが分かってきた。
あるシミュレーションによると、“中国が今のペースで有害物質の排出を続ければ、日本も将来、中国の都市と同じぐらい大気の状況が悪化する”という。50年後の日本の姿とは・・?食い止めるのは今しかない・・。

写真:長崎・五島列島を背に船上での撮影

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