[2010年2月12日] 大分県国東半島 六郷満山文化と峯入り行
今日は【大分県国東半島 六郷満山文化と峯入り行】についてのご紹介です。
お話をお伺いするのは、「国東半島観光・交流促進連絡会」文殊仙寺(もんじゅせんじ)
副住職の秋吉文暢さんです。
◆六郷満山は、国東半島一帯にある寺院群の総称ということなんですが、
六郷満山文化とは具体的にはどんな文化なんでしょうか?
六郷満山には一番多かった時で65の寺院があったとされています。
ちなみに現在は33の寺院がございます。
六郷満山文化とは国東半島を中心に繁栄した古代仏教文化をいいます。
六郷満山には数々の仏教文化遺産があり谷間の集落に今も伝承されています。
◆それでは、峯入り行とは、どんな行なんでしょうか?
峯入り行は、平安期以来、六郷満山の僧徒の結集により行われている伝統的な修験(しゅげん)行事で、
1300年の歴史の歴史をもつ山岳修行なんです。
国東半島の六郷満山寺院を開いた仁聞菩薩の修行の足跡を辿り参拝しながら峰々を越え、
菩薩の苦行を体得し、仏法の興隆と天下泰平を願うのが目的です。
4日間で合計およそ150キロを歩きます。
日程は、3月30日から4月4日までの間で行い、今回10年ぶりに復活します。
◆この行に合わせて各地でイベントが催されているそうですね。
大分空港で、別府市新別府の写真家、藤田晴一さんの作品展「国東半島祈りの大地」が開かれています。
峯入り初日の護摩焚きや山道を歩く白装束の隊列のほか、大判カメラで撮影した国東半島の仏像の
表情など、1979年以降に撮影した32点が展示されています。
また、宇佐市高森の県立歴史博物館では写真展「くにさき?祈りと祭礼」を実施しています。
こちらは博物館の学芸員などが記録した1991年の峯入りや、修正鬼会やケベス祭りなど合わせて
およそ90点が並んでいます。その他、大分銀行8店舗のロビーや国東町の市歴史体験学習館でも写真展が催されています。
◆町をあげて盛り上げているんですね。それでは最後に一言お願い致します。
六郷満山会では、【峯入(みねい)り行】の一般参加も受け付けています。参加費は1万円です。
また、峯入り期間中の寺院での炊き出し、道開きや護摩たきの準備、
当日の人員整理などにあたるボランティアも募集しています。
一般の方の見学も宇佐神宮、熊野磨崖仏、両子寺ほか国東半島内の六郷満山寺院でできますので、
たくさんの方のお越しをお待ちしています。
【お問い合わせ】
文殊仙寺
TEL 0978-74-1400
更新日時:2010年2月12日 13:00


