今回のゲストは、映画『パビリオン山椒魚』の監督である冨永昌敬さんと出演者のオダギリジョーさん・光石研さんのお三方!映画『パビリオン山椒魚』のプロモーションのために来福されたお三方をHP制作班が取材してきました!お三方の醸しだす渋い雰囲気と共に映画『パビリオン山椒魚』のHP独占インタビュースタート☆映画の質問に熱く答えて下さいました。
【冨永監督への質問】
閉塞感があるこの時代に『パビリオン山椒魚』のような映画を撮ってみようと思ったきっかけは?
あまり“時代”と“創るもの”がどういう風に関係するかは考えてないですね。
でも、人の淡々とした日常を描いた映画・漫画・音楽・小説等がすごく増えた10年くらい前に映画の勉強を始めた世代なので、
逆にそうでないものを作りたくて。同じものを作っても消えていくだけなので、どうにかそこに「楔を打ち込みたい!」と、
いう想いから『パビリオン山椒魚』もその中の1本ですけど、以前から色々と実験はしていました。
だから、時代とも社会とも関係ないかもしれない。結果的に作ったら、どっかでは触れ合うかもだけど、
近寄ろうとも避けようともしてなかったですね。
要は「おもしろい!」と、思ってくれればうれしいし、もう一度見てもらえればうれしい。
なんか頑張って答えようとすると難しいですね。(笑) |
【冨永監督への質問】
山椒魚や山賊が出てきたりして夢の中だったら起こりうる事をどういう経緯で構想していったのですか?
難しい構想をとったつもりはないですけど、ミスリードをしてもらう事も含めている箇所はあります。
はっきり自覚してるところでは、普通山賊とかいないですからね、でもこの映画ではできます!みたいな・・・。 |
【冨永監督への質問】
監督ご自身が、俳優さんの演技などに指示を出されたのですか?
シーンによって俳優さんに好きにやってとお願いする事もあれば、皆で話し合いながら決めたり、
僕が一方的に、「こうして下さい。」と、お願いすることもありました。
全体を通しては、楽しい映画にしたかったので、単純に「楽しめる映画を楽しく作ろう!」っと、
いう事が第一にあった気がします。 |
【冨永監督への質問】
脚本を書いている当初から、飛島芳一役はオダギリジョーさんだと決めていたのですか?
当初はどなたに飛島芳一役をやってもらうか全く考えないで台本を書いていたんですけど、
オダギリさんにやって頂けると分かってからは、オダギリさんを想定して台本を直した箇所もありました。 |
【オダギリさんへの質問】
飛島芳一という難しい役をやれるのは俺だ!と、思われましたか?
いや、別にそうは思わなかったですけどね。(笑) 演じてて、楽しかったですよ。
監督と僕が同じ年なので、友達の間で映画を作っているというそうい感覚がすごく楽しかったですね。 |
【光石さんへの質問】
光石さんも、友達と一緒に映画を作っているという感じはありましたか?
そうですね、スタッフも含め、監督、オダギリさん、他の出演者も同世代で、高田さんや麻生さんやオレとかが上ですけど、
あとは皆同世代でそこに僕らも混ぜて頂いて。(笑)
でも、年齢関係なく、監督がバーっ!てマジック持って大人達の顔に絵を
描く様なそんな現場だったんで、すごく自由で楽しかったですよ。 |
【光石さんへの質問】
『パビリオン山椒魚』という映画には、時代の窮屈感から解き放たれた空間が在った気がしたのですが、撮影中にそういった事は意識されていましたか?
んー、俳優って撮影に入るまでには色々と考えたり試行したりするんですけど、一旦現場に入ってしまうとそれよりも、この一行の台詞を言う事の方が大事だったりするので、撮影中に自分達が意識して
「これこそが今時代になげかけてる質問だぜっ!」とは思ってやってないんですよね。(笑) |
【冨永監督への質問】
でも映画を見ている方としては、やはり「すごいなこの映画はっ!」と思ってしまうのはなぜなんでしょうかね?
まぁ受けとめる人のあり様でまた変わると思うんですけど、そういう風に感じて頂けると言うのであればそれはそれで 構いませんし、そうでなかったとしても別に「世直しです!」とかそう言う事はおこがましくて考えた事がないんで・・・。(笑)
と、最後まで一貫して、『パビリオン山椒魚』という映画は、とにかく“楽しい”現場で“楽しく”作った作品であると、今から映画を観る方に向けて熱心に映画について語って下さったお三方でした!!
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