アサコレ!コラム富田薫ひとり語り。日々の発見やチャレンジなどをつづります。(6:10放送)
2016年11月24日放送
クイーンのフレディ・マーキュリー没後25周年 〜ボーン・トゥ・ラヴ・ユー〜
11月24日、イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの命日です。没後25周年と生誕70周年が今年巡ってきたわけです。
クイーンは福岡でもライブを行っており、特に1980年ごろの九電記念体育館が印象的。30年以上前だからコンピューター制御の照明がない時代に舌を巻くようなライティングで、サウンドだけではないスゴサがありました。2日間連続で行きましたもんね。
クイーンの実力を早くから認めた日本には親近感を持っていて、フレディがイギリス・ケンジントンに自宅を建てる際には「日本庭園のある世界一の家にしたい」と張り切ったものの、庭石が大きすぎて門から入らず、塀を壊して入れたとか、日本の疊に惚れ込んで持って帰ろうとしたが、荷物として預かってもらえなかった、なんて逸話も残っています。
さて、今から12年前の2004年には木村拓哉さん主演のテレビドラマ「プライド」の主題歌に「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」が使われ、ベスト盤がオリコン1位を獲得し、「第2次クイーンブーム」が起きました。
この時のギタリスト、ブライアン・メイの言葉「日本の音楽史の中でクイーンは小さい存在だったが、今回のヒットで日本の大物アーティストと肩を並べることができてうれしいよ」…これはすごく意外だったな〜。
M「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」クイーン
(クイーン・フォーエヴァー〜ベスト・オブ・ラヴソングスver)
フレディ・マーキュリーの死後にクイーンがプロデュースしたサウンドですので、だいぶ雰囲気が違います。命日の今日11月24日と明日25日、オーディオでおなじみ東京の「オンキヨー・ショールーム」には献花台が置かれ、CD試聴会なども予定されています。