2016年10月04日 [ 社長のイス ]
今週は沢田さんがお休みでしたので、岩部見梨が九州大学 箱崎キャンパスにお邪魔しました。
パツキンの留学生を横目に辿りついたのは、著書「憲法主義」でおなじみ、ギャラクシー賞を受賞!KBCテレビ「土曜もアサデス。」でもおなじみの九州大学 法学部・大学院法学研究院教授 南野森先生。
研究室に入ると壁一面が本ばかり。
法律の本はもちろん、漱石全集、枕草子、紫式部日記などもあり、フランス語、英語、ドイツ語などの外国語の本もありました。
九大の研究室は、東京や大阪の大学よりも広く、少人数のゼミも行えるようになっていました。
そんな南野先生が憲法を勉強し始めたキッカケは、東京大学 法学部に入学してから。
平成元年に東大に入学し、学生になったすぐは憲法にあまり興味がなかったそうです。
しかし、平成元年は、世界的に見てもいろんなことがあった年。
権力とはなにか、法律とはなにかなど考えさせられることが多かったそうです。
そんなこともあり、一時は報道記者やアナウンサーを目指した時期もあったそうです。
福岡に来て今年で15年。
九州大学の教授になったのは、九州大学から呼ばれたからという単純なもの。
最近では、博多弁も聞き取れるようになったそうですが、福岡にはフランス人が少ないとおっしゃっていました。
さて、南野先生のイスは、九大の備品で黒の布製の事務イス。
青色のマッサージクッションはコードをはずしていました。
格言は始まって以来のフランス語でした。
「飲んだくれて自由に生きよう」という意味があるそうです。
今日の格言
ヴィーヴォコ、リーヴォコ ヴィーヴォコ、イーヴォコ