平均株価2万1000円割れ 米市場に“不況の前兆”も

03/25 11:50 更新

 週明けの東京株式市場はアメリカ市場の値下がりと景気の先行きへの警戒感から大幅に下落し、日経平均株価は一時、700円以上、値を下げました。  (経済部・平元真太郎記者報告)  「上げには鈍く、下げには敏感」とされる東京市場は世界的な株安に強く反応しています。日経平均株価は取引開始直後から急落して、節目の2万1000円台をあっさり割り込みました。25日午前は先週末より697円安い2万930円で取引を終えています。要因はアメリカの株安です。22日にダウ平均株価は460ドル下げ、今年2番目の下げ幅を記録しました。不況の前兆とされる長期の金利が短期の金利を下回る現象が起き、株安に拍車が掛かりました。また、中国などアジア株も下落し、東京市場の急落につながっています。市場関係者からは「引き潮になっているのはほぼ確実。非常に厳しい状況だ」と表情を曇らせていました。日本では先週、政府が3年ぶりに景気判断を下方修正しています。世界的な先行き不安も強まり、株式市場は春とはほど遠い空気が漂っています。