日立 午後の取締役会で 英原発計画の凍結決定へ

01/17 11:49 更新

 日立製作所は17日午後に取締役会を開き、イギリスで進める原子力発電所の建設計画の凍結を決める方針です。  日立製作所・中西宏明会長:「(Q.原発の建設計画…)それはきょう、しゃべれませんから」「(Q.凍結となると思うが…)きょうはその取材はお断りします」「(Q.国内外で原発事業、厳しくなると思うが…)」  日立は事業費3兆円でイギリスに原発2基を造る計画でした。しかし、資金の調達先が決まらないことや政府からの追加支援の見込みがないことなどから、計画の凍結を17日に正式に決める方針です。凍結による日立の損失は最大3000億円に上るということです。原発の海外輸出が頓挫するだけでなく、国内に目を移しても日立製作所が造っている沸騰水型の原発は震災後に1基も稼働していません。この現状に中西会長は「国民の反対するものを民間企業がつくることはできない」と話しています。また、経済界からも「安全対策しても動かせないなら対策しない方が良い」という声が上がっています。国民の6割が再稼働に否定的だといわれているなか、袋小路に陥った原子力事業の打開策はいまだ見つかっていません。