トップは銀座の3890万円 意外な場所も地価上昇

09/19 17:13 更新

 今年の基準地価が公表された。銀座の土地の価格がバブル期を越えるなどする一方で、ある「意外な街」の価格が上昇している。  基準地価。それは毎年都道府県が公表している土地売買の目安で、地価の動きを表す代表的な指標のこと。19日、2017年の基準地価が公表された。  全国で最も地価が高いのは東京・銀座の明治屋銀座ビル前だ。1平方メートルあたりで3890万円。12年連続で全国トップとなった。この3890万円という価格。日本全国が好景気に沸いたバブル期のピークを越えるものとなった。なぜ今、バブル超えなのか。  東京カンテイ・高橋雅之主任研究員:「1つ目は、金融政策によって資金調達がしやすい環境になっていること。2つ目は、訪日外国人の増加が挙げられる」  そんななか、北海道の倶知安町と京都市の伏見区が住宅地、商業地でそれぞれ上昇率トップとなった。その大きな要因となっているのが、こちらでも海外からの観光客だ。住宅地で上昇率トップになった北海道の倶知安町は観光地のニセコがあり海外の観光客による別荘地の需要が高い。また、滞在型の宿泊用コンドミニアムなどへの投資も活発化していることも地価が上昇した理由だ。商業地では、上昇率29.6%の京都市伏見区も海外の観光客から人気を集めている。世界最大の観光地の口コミサイトで4年連続日本一を獲得するなど海外からの観光客の評価が高いのだ。また、千本鳥居などもあり、店舗の出店意欲が特に強いことから地価が上昇している。  こうしたなか、東京の意外な場所でも地価が上昇していた。それが、東京23区の北東部に位置する荒川区だ。下町のイメージがある荒川区。町屋駅周辺を創業70年、地域密着の不動産屋さんに案内してもらった。この町屋駅周辺では再開発が進んでいる。地価の上昇率は5.3%。千代田区や品川区を抑え都内でトップとなった。