安倍総理「財政黒字化」2020年度の旗降ろす方針

09/20 11:54 更新

 安倍総理大臣は政策にかかる経費を借金に頼らずに賄う、いわゆる基礎的財政収支を2020年度に黒字化する財政健全化目標の旗を降ろす方針であることが分かりました。  政府関係者によりますと、安倍総理は衆議院の解散と合わせて2020年度の財政健全化目標の旗を降ろし、先送りを表明する方向です。新たな目標として「2020年代半ば」などを示すかどうか検討しているということです。消費税10%への増税分約5兆円は国の借金返済がほとんどで、残りを医療介護などに使いますが、安倍総理はそれを教育の無償化に変えると訴える方針です。教育の無償化は大学まで含めると数兆円に上り、国の借金返済が遅れ、さらに膨れ上がることになります。  中央大学法科大学院・森信茂樹教授:「(財政健全化を先送れば)ハイパーインフレの可能性が高まる。(本来は)高齢者への過剰な社会保障を削って(子育て支援・教育などへの)予算の組み替えが同時に行われ、他の歳出削減もしっかり行われていくべき。(今の方針では)単なるバラマキに過ぎない」