韓国の日本水産物禁輸 WTO判断覆し日本逆転敗訴

04/12 11:48 更新

 韓国が福島第一原発事故の被災地などから水産物の輸入を禁止していることについて、WTO(世界貿易機関)は「不当な差別だ」とした去年の判断を覆し、日本は逆転敗訴となりました。  韓国は原発事故を受けて、2013年から福島など8つの県からの水産物を輸入禁止にしています。日本はWTOの協定に違反しているとして提訴し、去年2月にWTOは「不当な差別にあたる」という判断を示しましたが、韓国は上訴していました。WTOの上級委員会は新たな報告書で「去年の判断には誤りがあった」として判断を覆し、日本の逆転敗訴となりました。WTOの紛争処理は二審制で今回が最終判断となるため、韓国の輸入禁止措置が続くことになります。これを受けて河野外務大臣は、韓国の李洙勲(イ・スフン)駐日大使に輸入禁止の撤廃に向けた二国間協議を呼び掛けました。