米抜きTPP会合 共同声明発表も、石原氏表情険しく

05/21 11:53 更新

 ベトナム・ハノイで行われているアメリカを除く11カ国でのTPP(環太平洋経済連携協定)閣僚会合が終了しました。  (経済部・進優子記者報告)  会合は約1時間で終了しました。11カ国での共同声明は出すものの、会合終了後、石原TPP担当大臣は厳しい表情を崩しませんでした。  石原TPP担当大臣:「(共同声明の)採択はできました。11カ国の結束は保たれたと承知している」  会合では、アメリカが二国間での貿易交渉を求めてきた場合、TPPの水準を維持することを主張するため、石原大臣は11カ国でのTPPの早期発効を目指すことを明記した共同声明を出すこと提案しました。しかし、政府関係者によりますと、20日、最終調整の段階でカナダが「国内手続きを進めていく」という文言に反発を見せたということです。メキシコ、チリ、ブルネイも同様に慎重な姿勢を見せました。石原大臣は21日午前6時すぎから、最も慎重な姿勢なカナダの閣僚をニュージーランドやオーストラリアの閣僚とともに説得にあたり、なんとか共同声明にこぎつけました。石原大臣は、まもなく記者団に詳しい内容を説明するとしていますが、どこまで踏み込んだ声明にできたかがTPPの早期発効の鍵を握ります。