冬の味覚ズワイガニ漁解禁 3年後には漁獲量半減?

11/06 16:50 更新

 秋の味覚、ズワイガニの漁が6日に解禁日を迎え、港は活気に包まれた。その一方で、このズワイガニ、3年後には今の漁獲量の半分になってしまうとの調査結果が出ていて、価格高騰に拍車が掛かりそうだ。  6日、北陸や山陰の日本海側で冬の味覚「カニ漁」が解禁された。水揚げされた網の中には越前ガニ。兵庫県では、津居山カニ。捕れる場所によってその呼び名は違えど、種類はみんなズワイガニだ。今シーズンは昨シーズン並みの水揚げが期待できるという。そこで私たちにとって気になるお値段は…。  吉池・藤井友和さん:「解禁になったばっかりで、これからどんどん旬になるにつれて値段もちょっと上がっていくが、甘みの方は、身はおいしくなっていく」  ただ、今後このズワイガニの数が極端に減少するという調査結果がある。その原因は少子化だ。稚ガニが減っている詳しい原因は分かっていないが、この状態が続くとズワイガニの漁獲量は今年をピークに今後、減少を続けて3年後には今年の半分になってしまうとみられている。ただでさえ高値の国産ズワイガニが、さらに高嶺(たかね)の花になってしまう可能性があるのだ。輸入物のズワイガニにも今、異変が起きているという。アメリカや中国でズワイガニの需要が高まり、結果、日本の輸入量が減る一方で輸入額は高騰している。10年前のズワイガニの輸入額は1キロあたり約740円。それが去年は1960円。実に2.5倍以上だ。これからおせちの季節を迎え、ますます需要が高まるズワイガニだが…。  石山商店・石山和幸社長:「(正月用品全般)2割から3割高いと思います。ことカニに関してはものすごく高くなると思います」