世界初「3Dホログラム」など 新紙幣ここがポイント

04/09 17:01 更新

 20年ぶりに紙幣が一新されます。財務省は9日、1万円札などの紙幣の新たなデザインを発表しました。経済部・松本寛史記者の解説です。  新しいお札はデザイン以外にも変わっているところがあります。1つ目のポイントは世界で初めてお札に使われる3Dホログラムです。人物の正面の顔だけでなく、立体的に見えるので角度を変えると側頭部などが見えるということです。なかなかイメージしづらいとは思いますが、ホログラムの角度を変えると模様が立体的に浮かび上がり、まさに実物があるように見えるということです。偽造対策ということで、これが1つの要になります。  もう一つのポイントは大きくなった数字です。今のお札というのは真ん中に漢字で金額が書いてありますが、これが新しいお札では数字に変わります。そして、さらに大きさも大きくなっています。5千円札も千円札も皆、数字が並びます。実は世界的な潮流になっていて、数年前にアメリカで目の不自由な人がドル札の数字が小さいと訴訟を起こしたことがあり、国が負けました。その結果、アメリカは5ドル札の5という数字を2008年に大きくしたということがあり、それ以降は紙幣の数字は大きくしようというのが世界的な流れになっています。