原爆6000発分のプルトニウム削減に取り組む…初明記

07/03 23:33 更新

 政府は、新たなエネルギー基本計画で原発の使用済み核燃料を再処理して出るプルトニウムについて「保有量の削減に取り組む」と初めて明記しました。  世耕経済産業大臣:「プルトニウム保有量の削減に取り組むのは平和的利用を大前提に核不拡散に貢献して、国際的な理解を得ながら核燃料サイクルに着実に進めるために必要な取り組みと認識している」  プルトニウムは、原発から出る使用済み核燃料を再処理することで生じ、核兵器に転用できます。日本は、原発の燃料として再び燃やす方針でしたが、計画がうまく進まず、原子爆弾約6000発に相当する47トンを保有した状態になっています。安全保障上、国際的に削減が求められていて、政府はエネルギー基本計画に「保有量の削減に取り組む」と明記しました。プルトニウムは現在、関西電力の高浜原発と九州電力の玄海原発で燃料に使われていて、電力各社で検討が進められています。