20年ぶり紙幣刷新 “ゆかりの地”歓喜にわく

04/09 11:45 更新

 政府は20年ぶりに1万円札などの紙幣を新しくすることを決め、デザインを公開しました。  新しい1万円札には日本で最も古い銀行の第一国立銀行などを設立し、「資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一が選ばれました。5千円札は津田塾大学の創始者である津田梅子になります。千円札にはペスト菌の発見などで医学の発展に貢献した北里柴三郎が採用されます。  麻生財務大臣:「それぞれ新たな産業の育成、女性活躍、また科学技術の発展など、現代にも通じる諸課題に尽力をされており、新元号のもとでの新しい日本銀行券にふさわしい」  偽造防止のため、世界で初めて3Dのホログラムが施されています。デザインの変更は2004年以来で、2024年度上期をめどに発行される予定です。また、500円硬貨も2種類の素材を使った2色構造に変わり、こちらは2021年度に発行される予定です。  1万円札に決まった渋沢のゆかりの地では喜びの声が上がっています。  渋沢史料館・井上潤館長:「ようやくその時が来たのかということで、まず第一にうれしい。より正確に渋沢栄一のことを知って頂くようになればありがたい」  東京証券取引所・小沼泰之常務:「(取引所の)創設者といわれている渋沢栄一さんがデザインに選ばれたということで、びっくりとうれしい気持ちでいっぱいです」  北里大学の学生:「北里大学が有名になってうれしいです。1万円札でも良かったんじゃないかと思いました」  北里柴三郎記念室・森孝之次長:「非常にうれしいことです。(北里柴三郎を)知って頂ける良いチャンスだと思います」  津田塾大学の学生:「うれしいし、誇りに思います。親しみを持っているので、SNSでは『梅子おめでとう』って」「津田梅子さん、大好きです。令和の時代で女性も活躍できる新しくて良い時代が来ると思います。(新紙幣を)早く手に取りたいです」  一方、千円札に決まった北里の故郷・熊本県小国町も喜びに沸きました。町には北里の功績を紹介する記念館もあり、9日朝から問い合わせが相次いでいました。  小国町民:「偉大な、超偉大な方です。自慢の先生です。やっとかという思いと、良かったな、素晴らしい、うれしいという思い」