米抜きTPPは最終局面 米復帰へ環境づくりが焦点

11/08 11:57 更新

 アメリカを除いたTPP(環太平洋経済連携協定)11カ国の閣僚会合がベトナムで始まり、アメリカが復帰しやすい環境をつくれるかが焦点となっています。  (経済部・進優子記者報告)  初日の会合は8日午前、終了しました。9日に大筋合意し、10日の首脳会合で報告したい考えですが、最終局面でぎりぎりの交渉が続いています。11カ国はアメリカがTPPに復帰しやすくするため、アメリカの強い主張で決まった項目のなかで、当面、凍結する項目の絞り込みを進めています。8日の会合で、茂木大臣は「特に凍結したい項目に絞って議論すべきだ」と提案し、最終的には10項目ほどに抑えたい考えです。しかし、ベトナムやマレーシアなどが難色を示していて、日本の関係者からは「最後まで何があるか分からない」と不安の声も聞かれました。さらに、アメリカのトランプ大統領は来日した際にTPPに否定的な考えを改めて示していて、今回の結果がアメリカの復帰につながるかどうかは厳しい状況です。