東芝・半導体売却ようやく決着へ WDが譲歩し急加速

09/07 11:53 更新

 東芝は難航してきた半導体子会社の売却先について、二転三転した末、アメリカのウエスタン・デジタルが関与する枠組みで13日に開く取締役会で正式に決定する方針であることが分かりました。  交渉の大枠が固まり、ようやく東芝内の意思統一もされ、あとは決断するのみというところまで来ました。売却交渉は訴訟合戦になったウエスタン・デジタルを中心に進められてきましたが、同じ半導体を製造する会社であるために各国の独占禁止法の審査が長引くことが懸念されていました。このため、東芝は韓国勢との交渉も並行して行うことを表明しましたが、今週になってウエスタン・デジタル側が売却段階では出資しないことで独占禁止法をクリアできるよう譲歩し、交渉は急速に前進しました。対立の焦点だった経営権についても、ウエスタン・デジタル側が将来的に議決権を16%程度持つという東芝としても納得できる内容で決着する見通しです。今後、東芝は来週には正式決定し、来月の株主総会で株主に説明するという段取りになります。