北方領土交渉に進展は? 日ロ外相、平和条約へ協議

02/17 06:20 更新

 ドイツを訪れている河野外務大臣はロシアのラブロフ外相と会談し、平和条約の締結に向けた協議を行いました。ただ、北方領土問題を巡るロシア側の強硬姿勢は変わりませんでした。  両外相が交渉の責任者に任命されてから2回目となる会談でもロシア側は強硬な姿勢を崩さず、交渉には時間がかかることが浮き彫りになりました。  河野外務大臣:「そう簡単に一足飛びにというわけにはいかないのかもしれませんけど、首脳間・外相間でしっかり議論してきておりますので、スピードは別として、前へしっかり進んでいると申し上げていいかと思います」  河野大臣はまた、ラブロフ外相が早期に日本を訪問して交渉を続けることで一致したと発表しました。  ロシア、ラブロフ外相:「ロシアには(平和条約交渉の)期限はない。我々は、日本側に期限は設けられないと静かに説明している」  一方、ラブロフ外相は「日本は北方四島へのロシアの主権を含む第2次大戦の結果を認めるべきだ」などと強硬な主張を繰り返し、日本側を牽制(けんせい)しています。6月のプーチン大統領の訪日の際に大きな進展を発表するという日本側が描くシナリオが実現するかはいまだ不透明な状況です。