トランプ大統領“完全破壊”発言 軍事行動は?

09/20 11:48 更新

 強い口調で北朝鮮を非難したトランプ大統領ですが、発言の意図は何だったのでしょうか。ニューヨークから報告です。  (山下達也記者報告)  焦点の軍事行動に踏み切るかですが、トランプ大統領は演説の後、我々の取材に対して自信満々に答えました。  トランプ大統領:「(Q.軍事行動を取るのか?)いずれ分かる。すべてがうまくいくことを期待するが、どうなるか見てみよう」  今回の発言を一部のアメリカメディアは、核戦争も辞さないふりをする瀬戸際戦術だと分析しています。演説では広島・長崎への原爆投下を決めたトルーマン大統領にも2回、言及して賞賛しました。北朝鮮を牽制(けんせい)したものです。ただ、鍵を握るマティス国防長官は演説について聞かれると「外交手段での解決を望む」と述べ、トランプ大統領とは一線を画しました。専門家はむしろ、北朝鮮が反発して新たな核・ミサイル実験を行う口実にするとして、逆効果だったと指摘しています。一部のアメリカ国民はトランプ大統領お得意の言葉だけの脅しだと受け止めています。ただ、米朝間の緊張が増し、偶然の衝突などのリスクが増えることは間違いありません。