スター経営者の逮捕に フランス政府も市民も危惧

11/20 17:56 更新

 日産のカルロス・ゴーン会長の逮捕から一夜明けたフランス国内ではどのように報じられているのでしょうか。パリ支局から報告です。  (工藤亮介記者報告)  フランスも20日の朝刊の主要各紙で1面で大きく報じています。リベラシオンという新聞になりますが、1面に加えてなかの見開きもすべてゴーン容疑者関連のニュースです。スターの墜落という言葉でゴーン容疑者の逮捕劇を伝えています。他にも日産の会見の詳細などが報じられるなど、かなり詳細な内容が伝えられている状況です。市民の声ですが、まずは、驚きを持って迎えられているというのが最初にあると思います。そのうえで、ゴーン容疑者の高額な報酬というのはフランスでもこれまで度々、問題視されてきたので、やはりこういうことになったかと冷ややかな声は聞かれています。一方で、フランスの世界的企業のルノーを立て直した、いわばスター経営者でもあるので、何かにはめられたのではないかという声も一部からは上がっています。いずれにしても捜査は日本で行われているということもあり、情報がこちらにはあまり入ってこないので推移を見守っているとなりますが、ルノーひいてはフランス経済に今後、どういった影響があるのかを政府や市民は危惧しているという状況です。