G7で初 イタリアが中国の「一帯一路」に参加

03/24 18:37 更新

 中国の習近平国家主席はイタリアでコンテ首相と会談し、中国が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」で協力の覚書を交わしました。  ローマで行われた首脳会談でイタリアのコンテ首相が「歴史的チャンスをつかみ、一帯一路に参加できることを喜んでいる」と述べたのに対し、習主席は「中国とイタリアは古代シルクロードの両端に位置し、一帯一路を進めるのは当然だ」と応じました。中国の一帯一路を巡っては、債務の拡大や安全保障上の懸念から欧米を中心に反発が強まっています。こうしたなか、イタリアはG7(先進7カ国)で初めて参加することとなります。中国としては、景気が低迷するイタリアを取り込むことで欧米の結束を崩す足掛かりにしたい考えです。また、貿易問題で対立するアメリカに対して有利な環境を構築したい思惑があります。