中国軍事力 影響力拡大と指摘 米国防総省が報告書

08/18 03:52 更新

 アメリカの国防総省は中国の軍事力に関する年間報告書を発表し、軍事力を背景に中国が影響力を拡大しつつあると指摘しています。  この報告書では、中国の軍事力が陸海空、宇宙、サイバーの各分野で増強され、活動範囲も年々、広がっている現状を説明しています。具体的には、中国本土から西太平洋を航行するアメリカ海軍の空母を狙えるとされる射程1500キロの対艦弾道ミサイルを実戦配備したとしています。また、宇宙兵器の開発も進めていて、衛星を攻撃するミサイルやロボット兵器、衛星に向けて照射する地上配備型レーザー兵器の開発を進めていると指摘しています。こうした動きと並行して中国は世界規模で影響力を拡大していて、軍事力や経済力を背景に各国に中国の考えや利益を強要する動きがあると強調しています。南シナ海では中国が埋め立てた人工島に戦闘機や爆撃機が展開されるようになり、南シナ海全体で軍事作戦を行う能力を固めつつあるとしています。