金正恩氏の妹与正氏が妊娠中!南北融和に身重外交?

02/21 21:11 更新

 北朝鮮の金正恩委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏が2番目の子どもを妊娠していると韓国メディアが報じました。今年5月に出産ともいわれる身重な体で韓国を訪問したことになりますが、そんな妹を表舞台に立たせた思惑はどこにあるのでしょうか。  平昌(ピョンチャン)オリンピックで“ほほ笑み外交”を繰り広げた与正氏。彼女について韓国メディアは20日、こう伝えました。  韓国メディア:「金与正氏が妊娠していると韓国政府筋が20日に伝えた。妊娠7カ月前後の模様だ。第2子を妊娠中ということになる」  なんと、妊娠しているというのです。しかも2人目だという情報も。そもそも結婚していることすら公表されていませんでした。韓国メディアによりますと、韓国政府は公式な確認は控えたものの、与正氏の妊娠を把握していたのだといいます。振り返れば韓国を訪問した際、身重な体を気遣ったのでしょうか…。序列ナンバー2の金永南(キム・ヨンナム)氏から席を譲られた与正氏。さらに、オリンピック開催直前には。  韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領:「寒いなか、大変ではなかったですか」  金与正氏:「大統領の心遣いのおかげで一日、不便なく過ごせました」  北朝鮮で与正氏の存在が明らかになって以降、日増しに注目は高まるばかり。今や世界中が注目しています。与正氏の妊娠について、映像から推測できることを日本の専門家に伺いました。  産婦人科の見解:「(過去の映像を比べると)全体的にふっくらとしていますね」  確かに与正氏の輪郭や足など、全体的に丸みを帯びたように感じます。しかし、疋田院長によると…。  産婦人科の見解:「妊娠中に(体重が)7~8キロしか増えない人もいますし、20キロ増える方もいる。6、7カ月だと体重に幅があるので、お腹を見ただけでは区別が付かないです」  また、与正氏の服装にも注目。  産婦人科の見解:「ずっとスカートをお召しになっているので」「(Q.スカートだと調節ができて良いってことですか?)そうですね」  与正氏はお腹を締め付けないようスカートを多く着用していました。また、靴にも注目する点があるのだといいます。  産婦人科の見解:「通常のフラットな靴よりも、2、3センチのヒールがあるものの方がバランスは取れるといわれています」  お腹の重さを考えると、少し高さのある靴の方がかえってバランスが保ちやすいのだそうです。平昌オリンピックも大詰めです。その後は、米韓合同の軍事演習の再開機運も高まるなかでの今回の妊娠の発表。なぜ北朝鮮は、身重の与正氏をソウルに送ったのでしょうか。その理由は、アメリカのペンス副大統領との“秘密会談”だったといいます。ワシントンポストによると、秘密会談はソウルの青瓦台で行われる予定でした。しかし。  ワシントンポスト:「ペンス副大統領、北朝鮮高官たちとオリンピック中に会う予定だったが、土壇場でキャンセルに。金与正、北朝鮮が予定されていた会合を中止にした」  一度は合意した米朝首脳級による秘密の会談。しかし、予定の2時間前にキャンセル。実現しなかったその裏には一体、何があったのでしょうか。ワシントンポストは、ホワイトハウスの高官の話として秘密の会談の発端はCIA(米中央情報局)からの情報だとしています。  CIAの情報:「ペンス副大統領が韓国を訪問した際に、北朝鮮がアメリカと会談を持ちたがっている」  なんと、北から手を伸ばしてきたのだというのです。ホワイトハウスではトランプ大統領をはじめ、少数の幹部によって話し合いが持たれて計画が練られたといいます。  ホワイトハウス:「ペンス副大統領が北朝鮮とプライべートで会っても、金政権とは交渉はしない。北朝鮮に対する厳しい姿勢を直接、伝えることが目的だ」  一方、伸ばした手を突如、引っ込めた北朝鮮。ワシントンポストは、会談をキャンセルした動機をこのように伝えています。  ワシントンポスト:「ペンス副大統領が北朝鮮の核開発を非難し、金政権に『最強で最も攻撃的な制裁を課す』と発言した」  もし会談が実現していたら、どのようになっていたのでしょうか。  ワシントン支局長・山下達也:「トランプ政権は米朝対話をどのように進めていいくかなどの事前協議はOKだとしています。今回、極秘会談が実現していれば、ほぼトップダウンで次の米朝対話の枠組みを決めて、そして米朝首脳会談のセッティングまで話が発展していた可能性もあります」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2018