フィリピンでイスラム武装勢力が一時学校占拠

06/21 15:10 更新

 戒厳令が出されているフィリピン南部のミンダナオ島で、イスラム武装勢力が教師や児童を人質に取って一時、小学校を占拠しました。  地元メディアなどによりますと、21日午前、ミンダナオ島中部のピグカワヤンで、イスラム武装勢力が政府軍と銃撃戦を繰り広げた後、小学校を占拠し、教師や児童を人質に取りました。その後、政府軍は武装勢力を小学校から排除しましたが、武装勢力側は少なくとも5人の人質を連れて逃走した可能性があります。これまでにこの戦闘による死者は出ていません。武装勢力は過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓う「BIFF(バンサモロ・イスラム自由戦士)」とみられ、今回の襲撃現場から約200キロ離れたマラウィで続く政府軍とイスラム武装勢力「マウテグループ」との戦闘にも参加しているとされています。ミンダナオ島などには先月から戒厳令が出されていて、マラウィの戦闘ではすでに300人以上が死亡しています。