【報ステ】足もと揺らぐ中国 米中協議で“譲歩”か

02/15 23:30 更新

 アメリカと中国の貿易問題をめぐる閣僚級協議を終えたアメリカ代表団は15日、習近平国家主席と会談した。習主席は「米中関係は最も重要で、世界経済の発展と繁栄において重要な責任を負う立場でもある」としたうえで「あくまでも協力のレールに沿って協議を進めていきたい」と述べた。貿易問題をめぐっては、強気一辺倒のアメリカに対して、中国は表向きには反発する姿勢を見せている。しかし、水面下では、半導体をはじめとするアメリカ製品の輸入を増やしたり、アメリカの車を売りやすくする環境整備など様々な妥協案を提示しているという。中国がアメリカに譲歩する背景には、個人消費の伸びが8年間下がり続けていることに加え、アメリカの追加関税のダメージがあるとみられている。アメリカが去年、中国から輸入される5000以上の製品に対してかけた追加関税の影響で、中国では工場の閉鎖や倒産が相次いでいるという。製造業で中国経済の発展を下支えし“中国の工場”とも称された東莞市では現在、かつての輝きを失い、シャッター街となっている。このため、中国は米中協議で譲歩せざるを得なくなっているという。米中協議は来週、ワシントンでも行われる予定となっている。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2019