“聖地”白頭山とは 北朝鮮と韓国双方で神格化

09/20 17:16 更新

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩委員長が20日、朝鮮民族の「聖地」とされる「白頭山(ペクトゥサン)」を視察しました。その白頭山ついてお伝えします。  中国と北朝鮮にまたがる白頭山は標高2744メートル。頂上に近い標高2194メートルの湖は火山活動によってできたものです。映像はANNのカメラが中国側、2.5キロの距離から望遠レンズを使って撮影した独自映像です。北朝鮮側には頂上付近まで行くことができるケーブルカーがあり、また、火口にはロープウェーで降りていくことができます。朝鮮半島で最も高い白頭山は朝鮮民族の発祥にまつわる伝説があることから、北朝鮮と韓国双方にとって聖地とされています。また、北朝鮮によりますと、「革命の聖地」でもあります。それは、金委員長の祖父で北朝鮮「建国の父」といわれる金日成主席が日本統治に抵抗する抗日パルチザンの拠点を白頭山に置き、戦ったとされるからです。さらには、正恩氏の父である金正日総書記の生誕の地ともされていて、金ファミリーを象徴する山となっています。2011年に北朝鮮メディアが紹介した切手です。後継者となった正恩氏と父親の金総書記、そして、切手シートにあしらわれているのが白頭山です。今年4月に文大統領は「白頭山に登るのが夢」と金委員長に伝えていました。その夢を今回、金委員長が招待する形で実現したことになります。