北朝鮮で温度差歴然の中、国務長官が習主席と面会へ

03/19 11:46 更新

 北朝鮮は、金正恩委員長が立ち会い、弾道ミサイルに使用する新型の高出力エンジンの燃焼実験に成功したと19日朝に発表しました。こうしたなか、中国・北京を訪問しているアメリカのティラーソン国務長官は、習近平国家主席と初めて面会します。北朝鮮の核やミサイルの問題も大きな焦点です。  (山本志門記者報告)  今回のティラーソン氏の訪問は来月、習主席が訪米し、トランプ大統領との初会談に向けた詰めの調整が大きな目的です。そのなかでも、北朝鮮問題を巡る対応は大きな焦点です。トランプ大統領は17日、「中国はほとんど何もしてこなかった」とツイッターで批判したように中国側の協力をどう引き出せるかがポイントです。しかし、18日に行われた米中外相会談でも、「制裁で追い詰めるのか、対話が重要か」を巡っては、なおも温度差が浮き彫りとなりました。  アメリカ、ティラーソン国務長官:「朝鮮半島の緊張が極めて高く、危険なレベルに達しているとの認識を共有した」  中国・王毅外相:「制裁を実行するのは各国の義務だが、対話を再開するのも各国の責任だ」  しかし、中国側のある外交関係者は、アメリカ側の出方について「ムチを非常に強くするよう見せかけて、実はアメを与える、トランプ流のビジネス手法だ」と解説するように、逆に米朝の接近を警戒するような見方も出てきています。