EU離脱案 大差で否決 英メディア「歴史的敗北」

01/16 05:51 更新

 イギリス議会でEU(ヨーロッパ連合)との離脱合意案の採決が行われ、200票以上の大差で否決されました。議会前から報告です。  (金子陽記者報告)  議会前にはEU離脱を支持する人たち、そして、反対する人たちが大勢集まっていて、離脱合意案の否決が伝えられた瞬間、大きな歓声が上がりました。議会下院で行われた採決では、合意案への賛成が202票、反対が432票と、230票もの大差で否決されました。イギリスメディアは「歴史的大差での敗北」と伝えています。もはや反対派の議員を説得できる数ではなく、メイ首相にとって最悪の結果です。メイ首相は21日までに修正案を出さなければなりませんが、EU側は修正を拒否する姿勢を崩していません。野党・労働党からはメイ政権に不信任案も突き付けられました。3月の離脱が迫るなか、突破口は全く見えておらず、貿易などの取り決めが結べないまま離脱を迎える「合意なき離脱」の可能性が一層、高まっています。