トランプ氏が国連演説「完全に壊滅」と北朝鮮に警告

09/20 05:50 更新

 アメリカのトランプ大統領は国連総会で初めての一般討論演説を行い、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し、アメリカや同盟国を脅かせば完全に壊滅すると警告しました。ニューヨークから報告です。  (山下達也記者報告)  トランプ大統領は各国と首脳会談を行っています。国連演説で厳しい言葉を使ったのは、北朝鮮を牽制(けんせい)していることと強いアメリカを演出する狙いがありました。  トランプ大統領:「米国には大きな強さと忍耐があるが、もし米国や同盟国を守ることを強いられたら北朝鮮を完全に壊滅するしかない。ロケットマン(金正恩委員長)は自殺行為を続けている」  トランプ大統領はさらに、横田めぐみさん拉致事件を取り上げて北朝鮮を批判しました。異例の強い言葉と金委員長をロケットマンと呼んで公に揶揄(やゆ)したとして、北朝鮮が反発してさらなる挑発に出るかが焦点となります。緊張が高まるリスクを懸念して、グテーレス国連事務総長は「激しい言葉は致命的な誤解を生む可能性がある」とトランプ大統領を暗にたしなめました。ただ、一部のアメリカ国民は、トランプ大統領の強烈な発言は実際には行動に移されたことはないとかなり冷ややかにも認識していて、今回も言葉による脅しだけだろうという見方が出ています。