トルコがサウジ領事館捜索へ 行方不明の有名記者

10/11 05:50 更新

 サウジアラビア政府に批判的な有名記者がトルコにあるサウジの領事館に入った後に行方不明となっている問題で、トルコ当局は異例ともいえる領事館内の捜索を行います。  サウジ政府に批判的な記事を執筆していたサウジ出身のジャマル・カショギ記者は2日、婚姻手続きのためトルコのイスタンブールにあるサウジ領事館を訪れた後に行方不明となっています。サウジ政府による殺害疑惑が強まるなか、トルコ当局はサウジ領事館内での捜索を行う予定です。通常、領事館は外交特権が適用されるため捜索などの活動は認められていませんが、今回はサウジ側がこれを受け入れる意向を伝えています。トルコ当局は「カショギ氏の失踪当日にサウジ政府の関係者15人が領事館を訪れていた」と指摘していて、カショギ氏が領事館内で殺害された可能性が高いとしています。一方、サウジ側はカショギ氏は「館内にはいない」と否定していますが、国際社会から厳しい視線が向けられるなか、今回の異例の捜索に応じたものとみられます。