金委員長が文大統領を出迎え 3回目南北首脳会談へ

09/18 10:30 更新

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は北朝鮮の平壌空港に到着し、金正恩委員長が出迎えました。韓国・ソウルの南北首脳会談プレスセンターから報告です。  (高橋政光記者報告)  今年3回目の南北首脳会談を迎える金委員長は、平壌を初めて訪問した文大統領を熱烈に歓迎し、良好な関係をアピールしました。文大統領を乗せた専用機は18日午前10時前、平壌空港に到着しました。金委員長は李雪主(リ・ソルジュ)夫人とともに現れ、タラップの下で文大統領と熱い抱擁(ほうよう)を交わしました。笑顔で会話する場面もありました。妹の金与正(キム・ヨジョン)氏もいて、現場を仕切っていました。また、「平壌を訪問する文在寅大統領を熱烈に歓迎します」との横断幕もあり、多くの市民が詰め掛け、朝鮮半島の旗や花を振っていました。北朝鮮は去年8月、この空港の滑走路から弾道ミサイルを発射していますが、18日の光景は南北の軍事的緊張緩和、関係改善が進んでいることを象徴しているといえそうです。ただ、北朝鮮とアメリカとの非核化交渉は米朝首脳会談の後に停滞したままです。朝鮮戦争の終戦宣言や制裁解除の前に一括非核化を求めるアメリカと、段階的な非核化を主張する北朝鮮が対立しています。金委員長としても、文大統領のバックアップがほしいというのが本音です。今回の会談でアメリカが納得する非核化の方針を打ち出せるか、南北首脳にとって正念場の3日間になりそうです。