3宗教の聖地エルサレムとは 2000年間紛争の火種

05/23 17:06 更新

 イギリスで起きた「自爆テロ」でヨーロッパ中に緊張が走るなか、就任後初の外遊で中東とヨーロッパを訪問中のアメリカのトランプ大統領が2カ国目となるイスラエルに到着しました。現職の大統領として初めて、エルサレムのユダヤ教の聖地である「嘆きの壁」を訪れ、イスラエル政府を重視する姿勢を鮮明にしています。  トランプ大統領が訪れた嘆きの壁は、国を持てずに迫害されてきた歴史を持つユダヤ教徒が、かつての繁栄と復興を祈り続けている場所です。2006年には、当時の小泉総理大臣が、2015年には安倍総理大臣も訪れています。嘆きの壁があるエルサレムの旧市街には、イスラム教徒の聖地「岩のドーム」。そして、キリストの墓とされる場所に建てられた、いわゆる「ゴルゴタの丘」には聖墳墓教会があります。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地とされていて、2000年近くにわたって、どこに帰属するかを巡って繰り返し紛争が起こってきました。イスラエル側と会談したトランプ大統領は、次はイスラエルと対立するパレスチナの自治区に向かいました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2017