正恩氏は「才能あふれる男」 2人は何話した?

06/12 15:09 更新

 この歴史的な会談ですが、笑顔で握手を交わすことから始まった。しかし、ここまでの道のりは簡単ではなかったと金正恩委員長は語った。2人は何を話し合ったのだろうか。これまでの動きをまとめる。  世界史のひとコマが東南アジアの小さな国で大きく動いた。史上初めての米朝首脳会談。金委員長、トランプ大統領の順で会場のホテルへ。日本時間12日午前9時54分。金委員長が到着。車から降り、硬い表情で周りに目を配った後、歩き出す。そして、遅れること5分、トランプ大統領がゆっくりと車を降りて中に入った。日本時間午前10時4分。歴史的な瞬間がやってきた。実に12秒もの間、握手を続けた後、並んで記念撮影。ちなみにこの2人、身長の差は20センチ以上といわれている。世界中が注目する2人は首脳会談が開かれる部屋へ向かって通路を歩いていく。トランプ大統領が半歩ほど後ろに下がる形でともに歩き、金委員長の背中を少し押すような形でトランプ大統領が中に入った。全体として40歳近く年長のトランプ氏が会談をリードしている雰囲気が漂う。この後、両首脳が臨んだのは通訳のみを入れた38分間の1対1の会談。韓国でも12日の会談への関心は高い。現地メディアによると、両首脳が握手した瞬間の視聴率は約31%を記録したという。1対1の会談終了後は双方の高官らを交えた拡大会談。アメリカ側からはケリー大統領首席補佐官やポンペオ国務長官らが。北朝鮮側からはリ・スヨン副委員長やキム・ヨンチョル副委員長らが参加した。トランプ大統領のジョークで始まったワーキングランチ。この時は少々硬い表情に見えた金委員長だが、食事の後、2人でホテルの周りを散策した時はやわらかい顔つきで談笑していた。そして、思わぬ発言がトランプ氏の口から飛び出した。おなじみトランプ流のサプライズということか。突然、「署名を行う」という発言に記者団も右往左往。そして、日本時間午後2時40分ごろ。  トランプ大統領:「これからとても重要な書類にサインする」「(Q.大統領、彼は非核化に合意したのですか?)すばやくそのプロセスを始めるだろう。ものすごく速く」  合意とは、なんなのか。この場では2人とも明らかにすることはないまま金委員長は会談場を後にした。