生きたまま体を切断?サウジ総領事館で“記者不明”

10/17 16:58 更新

 サウジアラビア政府を批判していたジャーナリストが行方不明になっている事件で、犯行の生々しい模様を伝える報道が相次いで出ている。  約2週間前、トルコのイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館を訪れた後、行方不明となったジャーナリストのジャマル・カショギ氏。サウジアラビア政府に批判的だったことから総領事館内で殺害された疑惑が浮上するなか、中東専門のニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」がショッキングな内容を報じた。生きたまま体を切断したのは15人いるとされる暗殺チームのうちの1人、サウジアラビア軍所属で法医学専門家のタバイギー医師で、作業中に仲間にこう話したという。  タバイギー医師:「私は仕事をする時、音楽を聴くようにしている。皆もそうした方がいい」  一方、中東のメディア「アルジャジーラ」はカショギ氏が総領事館に入ってから7分後にオタイビ総領事のいる前で殴り殺されたとし、その後、タバイギー医師が遺体を切断したと伝えている。カショギ氏が殺害される様子が録音された音声を入手しているとされるトルコ当局。その音声を聞いたとされる内容が次々とリークされているが、その信憑性については不明。トルコ当局は、さらに暗殺チームのメンバーとされる7人の男のパスポートの画像をアメリカの有力メディアに公開するなど、サウジアラビア側が事件に関与していることを強くにじませている。日本時間の16日、9時間にわたって家宅捜索が行われたトルコのサウジアラビア総領事館。オタイビ総領事が事件に関与したとの報道が出始めるなか、トルコ当局はそのオタイビ総領事の公邸への家宅捜索を行う予定だったのだが、サウジアラビア側の捜査チームが参加しなかったことから中止。オタイビ総領事についてはすでにトルコを出国し、サウジアラビアへ帰国したと複数のメディアが伝えている。サウジアラビア側の関与が疑われ、欧米各国が真相究明を求めている今回の事件。アメリカのポンペオ国務長官と会談したサウジアラビアのサルマン国王やムハンマド皇太子は事件への関与を強く否定している。トランプ大統領は1週間以内にサウジアラビア政府の捜査結果が出るとの見方を示した。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2018