「気候変動サミット」開催へ 国連事務総長

09/11 06:25 更新

 世界各地で記録的な高温や豪雨による被害が相次ぐなか、国連のグテーレス事務総長は異常気象の脅威に立ち向かうため来年9月に気候変動に関するサミットを開催すると発表しました。  国連・グテーレス事務総長:「私たちは直接的な脅威に直面しています。気候変動は私たちの取り組みよりも早く進んでいます」  グテーレス氏は10日、国連本部で各国の代表者を前に演説し、今年、世界各地に被害をもたらした記録的な高温による山火事や豪雨による洪水など、異常気象の影響について述べました。そのうえで、グテーレス氏は「温暖化対策の国際枠組み『パリ協定』では不十分だ」と指摘し、来年9月に国連本部で気候変動に関するサミットを開催する意向を明らかにしました。パリ協定を巡ってはタイのバンコクで9日までルール作りに向けた作業部会が開かれましたが、先進国と途上国の溝が埋まらず難航しています。グテーレス氏としては、自ら陣頭指揮を執ることで異常気象に対する国連の強い姿勢をアピールする狙いがあるとみられます。