米中貿易摩擦で協議再開 中国の軍関係者らは悲観的

12/08 18:31 更新

 1日の首脳会談で協議の再開が決まったアメリカと中国の貿易摩擦について、中国国内で特に軍関係者から今後の行方に悲観的な見方が出ています。  北京で開かれたシンポジウムには、中国政府系の外交・安全保障の専門家らが集まりました。専門家からは、これから始まる知的財産権などに関する米中協議について、交渉はうまくいき、両国の関係は比較的、安定するとの楽観論が聞かれました。ただし、軍関係者からは一時休戦はあくまでアメリカの戦略で、関税を撤廃するという中国の目標は達成できないとの悲観的な声もありました。  国防大学・喬良教授:「今回の“一時休戦”に悲観的だ。90日後に新たな貿易戦争が始まる」  中国人民解放軍・楊毅海軍少将:「米中関係の行方を憂慮している。今は肝心で危険な岐路に立っている」  軍関係者には貿易のみならず、南シナ海や台湾など安全保障の問題でもアメリカからの圧力を警戒する声が強まっています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2018